孤高の山桜が・・・・妻を娶ったらしい。
やっとです。やっと、やっと。岐阜弁では、長らく待ちわびた人と出会った時。久々に、お目に掛かった時。学生時代の同級生とバッタリ会った時などなどに思わず口にする方言が「やっとかめ、やなー」(名古屋ではやっとかめや、なも。と)です。漢字では「八十日目(やっとかめ)」と書きます。
80日間も待たされたわけではありませんが、例年よりは確実に半月遅れ。でもずいぶん待ち焦がれましたが。長良川の堤。名所ですが、ソメイヨシノがやっと、満開になりました。
こんなに桜の開花が待ち遠しかったのは、始めてではないでしょうか。
見事に咲き誇る桜に、思わず「やっとかめ」と声を掛けたくなりました。
我が家の前。市民公園ですが、そこの桜も満開。(写真参照)そして、なによりも、我が社の私の部屋から望む、金華山麓に一本だけ佇む山桜。私は「孤高の山桜」と勝手に名付け、毎年楽しんできましたが。見事に咲き誇ってます。それと、随分、大きくなりました。
そんな、思いで眺めていますと。あれあれ、隣に、もう一本。寄り添うように・・(写真参照)
いつの間にやら。若木が隣に育ってます。(葉と一緒に花が咲いてますので、これは本物の山桜です)・・・いやいや桜娘。ひょっとしたら、妻を娶ったのかな??毎年愛でる山桜も、もう孤高ではなくなったようです。すみに置けぬ奴だ。
それに歩調を合わせるわけではないのですが。長年親しんできたこの山桜。その成長と孤高ぶりを・眺めるのも・・・・・今年で最後になりそうです。Goto
続
「散るを見て帰る心や桜花、むかしに変わるしるしなるらむ」
(佐藤義清こと西行・NHK大河ドラマ・平清盛から)
我家の前の桜 金華山麓、孤高の山桜 右側に若木が。
コメント
大丈夫です。
山桜とは会えなくなりますが。
私たちの友情は一生ものですから。
今後とものご指導願います。
Goto
四年前始めて訪問した際に拝見した後藤さん自慢の山桜をハッキリと覚えています。世の中の流れの中でもがき苦しむ自分をいつも優しくサポートして頂きました。僕の中で孤高の山桜は正に憧れです。僕が一人前になるまではしっかりと花見をさせていただかないと困ります。