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緣尋機妙 多逢聖因

縁とは与えられるものではなく、育てるものではないか? 人生とは、すべからくご縁である。 としみじみ思う。黄昏だからか、晩秋だからか。 どれほどの人に出会い、どれほどの言葉を交わしてきただろうか。 数えたことはないが、心を通わ...
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改めるに憚るなかれ

過ちは恥ではない。改めぬことこそ、恥である。 いきなりですが、「過ちを改むるに憚ることなかれ」。この言葉に、私は幾度となく救われてきた。『論語』にある孔子の教えである。人は誰しも過ちを犯す。しかし、「それを改めないことこそが、本当の過...
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全力は美である

力いっぱいの現れはどんな事でも人を惹きつける。 高市新内閣が発足した。記者会見で彼女は「働いて、働いて、働いて、働く内閣でありたい」と宣言した。実に痛快である。政治に最も欠けていたのは、理屈ではなく“全力”だった。私の信条「人間は働く...
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日本経済、世界6位転落を許すな

──気概なき国は衰える IMF(国際通貨基金)が発表した最新の世界経済見通しによると、2030年の日本の名目GDPは5兆1198億ドル。インド、英国に抜かれて世界6位へ転落するという。高度経済成長を肌で知る世代としては、どうにも納得が...
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セレンディピティ

新聞を読もう。 民主主義を守るために 私は新聞の回し者ではない。だが声を大にして言いたい。新聞を読もう。 なぜなら、新聞は民主主義国家の存続に不可欠な「社会の羅針盤」だからだ。 日本が高度経済成長を遂げた時代、新聞は朝夕二回...
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高市内閣船出に思う

大いに期待するが、先ずは議員定数削減ができるかどうかだ。 高市新内閣が船出した。読売新聞の緊急全国世論調査では支持率七割を超え、久々に国民の期待を集める政権となった。政府・与党内には「好スタート」との声が広がる一方で、連立に踏み切った...
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北の海・マフグが豊漁・・

魚好きの私。魚を追って暮らしを北上させるか・・・ 最近、北海道でもフグが水揚げされるようになった。 フグといえば下関のトラフグが王様だが、年々その漁獲量は減っている。 代わって注目されているのが、北海道のマフグだ。トラフグが王様な...
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維新、連立の真意

──改革の疾走と転倒の境界線ーー 10月21日、高市内閣が発足した。 先ずは日本初女性首相の誕生を祝したい。おめでとうございます。 自民党と日本維新の会の連立。戦後政治の大きな地殻変動である。 長らく公明党が果たしてきた“調...
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たかがライチョウ、されどライチョウ

氷河期の生き残りを救った国の情熱。熊に向けられぬ不思議を問う。 ライチョウが、また山へ帰っていった。 国の特別天然記念物であり、絶滅危惧種。氷河期の生き残りとされるこの鳥は、標高二千メートルを超える高山帯にしか棲めない。夏は岩場の間...
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新聞を読もう

――新聞週間に寄せてーー 10月15日から始まった「新聞週間」、そして20日は「新聞広告の日」。 この時期になると、私はあらためて「新聞とは何か」を考える。 結論を先に申し上げたい。 「新聞を読もう」――それに尽きる。 ...
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