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難しいを優しく・・・

現代の先哲から──若い経営者への金言に学ぶ 残念ながら私は、生前の船井幸雄さんにお会いする機会には恵まれなかった。講演も聞けず、握手もできなかった。ただ、著作は読みました。何冊も。 ページをめくるたび、「あぁ、この人は“経営の先...
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青の逆襲

読売新聞と大相撲に思う。 驚いた。読売新聞の一面が、まるごと“青”に染まった。新聞の一面は新聞の顔。150年の歴史の中で、ここは絶対に揺らがない“聖域”であり、どんなことがあっても変えぬのが常識である。 ところが、である。11月...
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流行語大賞、良いねぇ。

この国の再生は「働いて働いて働いて働いて働くこと」 今年の流行語大賞が発表された。「働いて働いて働いて働いて働いて参ります」 10月、自民党総裁に選ばれた高市氏が放った第一声である。 私は久々に胸のすく思いがした。政治家の言葉で、これ...
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師走の彩りは「馬」の気配

——来年の干支に寄せて—— 師走に入り、街の空気がどこか躍動している。 来年の干支が「馬」だからだろうか。 馬は古来より、勢い・跳躍力・出世運の象徴。 飛騨の絵馬にも一位一刀彫にも、馬の彫り物が年の瀬の風物詩となる。 気品ある...
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「感謝報恩の循環に生きる」

「ありがとう」と言える後期高齢者でありたい。 大阪・関西万博の閉幕式。(ちょっと古い話題だが) 吉村洋文知事の挨拶に、私は胸を打たれた。 関わったすべての人々へ、惜しみない「ありがとう」を重ねて感謝の言葉を述べる姿に、素直に感動し...
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就業希望、専業主婦103万人

本気で働く環境を考えているのか 今月も今日まで、明日から師走に入る。年間でいちばん消費が拡大する時期。物流も流通も、ここぞとばかりに稼ぎどきである。中小零細の小売はクリスマス商戦で勝負をかけ、飲食店は忘年会・新年会に照準を合わせる。 ...
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リベラルアーツを磨く

折角の人生、主体的に生きたいものだ。 最近、若い仲間たち――経営者を目指す者、組織の中核を担おうとする者、より良く生きたいと願う者たちに強く伝えたいことがある。 人の上に立つ気概を持つなら、社会の中軸を担う覚悟があるなら、自ら考...
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酒なくてなんの己が命かな。

酒の嗜みと、ボジョレーをめぐる私の長い寄り道について語ろう。 20日、今年も「ボジョレー・ヌーボー」が解禁された。味わいましたか? 私はまだである。なんでも今年は太陽に恵まれた“当たり年”。輸入元の担当者は胸を張るが、現実は円安と輸送...
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信賞必罰を考える。

人が人を評価するのは難しい。評価する側に「公」があるかが問われる。 組織を運営するうえで「信賞必罰」は欠かせない。やるべきことをやった者は賞し、怠った者には相応の処遇を下す。公平であるからこそ、組織は秩序を保ち、人は従順になれる。しか...
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気温を下げる

第30回・国連気候変動枠組条約国際会議(COP30)に思う。 この冬は暖冬かと思いきや、11月下旬ともなると、この地方もそこそこ冷えてきた。週間予報で「例年並みの寒さ」と報じられると、どこかホッとする。やはり地球温暖化が、心のどこかで...
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