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新聞の著作権

新聞社はいま一度「公共財」の原点に立ち返るべきではないか。 新聞記事の著作権をめぐる裁判が立て続けに起きている。愛知県蒲郡市が読売新聞と毎日新聞から、記事の無断複製を理由に計8300万円超の損害賠償を求められた問題だ。 行政のイ...
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悪魔の質問

生成AIと、昭和企業戦士の“滋味の秋”逃げたらあかん。 若い人にとっては食欲の秋。我々高齢者にとっては、しみじみと味わう“滋味の秋”であろう。齢を重ねると、季節の移ろいも人生の滋味も、じっくり噛み締めたくなる。だからこそ、今秋は「生成...
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AI時代に問われること

――人間を生かす企業こそ、日本を元気にする―― AIが爆発的に進化する時代、「雇用なき事業で収益を上げる企業こそ優良だ」——そんな論調が勢いを増している。猫も杓子もAIである。 だが、私は「雇用なき」には断固として組しない。事業...
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仕事は苦役ではない

――人間とは働くから人間である―― 「仕事は苦役ではない」。私はそう信じている。人間は働くからこそ、他者と関わり、社会とつながり、自己を磨き続けられる存在である。働くとは、人生の修行であり、人間学の実践である。にもかかわらず、近年の日...
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スマートホームの進化を考える

YouTubeに突然、広告が入る 嫌悪感を感じ、スポンサーの商品を嫌う率は72% IT社会である。AIを駆使し、便利で快適な生活ができる住居――いわゆる“スマートホーム”に暮らすことに、今さら違和感を持つ人は少ないだろう。 照...
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人口減少時代を生き抜く覚悟

――「未来を選択する会議」に寄せて―― 我が国は、いま本格的な人口減少時代に突入した。総人口の自然減は止まらず、出生数は戦後最低を更新し続ける。人が減れば、経済は縮み、地方自治体は存続を危ぶまれ、社会保障制度は支えを失う。誰もが分かっ...
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「おせち商戦、便利の裏にあるもの」

松屋銀座店100周年記念、100万円のおせち料理は芸術品だね。 11月に入り、今年もおせち料理商戦が本格化した。 正月の風物詩、おせち。だが、いまや「買うもの」になった。大量に作るから冷凍が当たり前、味は濃くなる。便利さを優先した結...
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AIが拓く、公共交通の新時代

公共交通機関の問題をどう解決するか。 これは、全国の自治体が今まさに頭を抱える課題である。 人口減少と高齢化で利用者は減り、バスも鉄道も維持が困難になっている。 2020年の国交省データによれば、一般路線バス事業者の99.6%が赤...
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「石巻の秋、地域を照らす日日新聞に感謝」

地域にローカル新聞はなければならない。 私の愛読紙、石巻日日新聞から、秋の話題を拾ってみたい。 同紙は大正元年創刊、11月1日で第31,915号。113年の歴史を誇る夕刊紙で、石巻市、東松島市、女川町を発行エリアとしている。地域にと...
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「ためになる」とは何か

このブログも6600回を超えました。毎日続けさせて頂けることに感謝です。 今朝は、「なんのため」にブログを綴っているのか?ふとそう思ったので、根源的な問題として「ためになる」とはどういうことかを考えてみた。 なぜ今、この言葉を考えた...
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