将来の地方の交通政策・インフラのあり方を考える視点で。
残念でしたねぇ。万博で「空飛ぶ車」の運用が間に合いませんでした。
国交省が「形式認証」(安全などを審議する)を認めず、時期尚早としたからです。しかし、日本のベンチャー企業3社がデモ飛行を行う予定。
多様な機体の飛行を多くの人が見ることができます。楽しみですね。
いずれは、管制も自動化されるなど環境が整えば、操縦士がいらない完全自動操縦の「空飛ぶ車」が日本中を飛び回ることになります。どうでしょうか。
専門家によれば、半世紀は掛からずそんな世界が実現するといいます。
人間の夢の一つ。鳥のように自由に空を飛べるようになりたい。
空飛ぶ車「100年に一度の移動革命」と言われる所以です。ワクワクしますね。
SFの世界が現実化ですね。
空飛ぶ車とは基本的に「電動・自動操縦・垂直離着陸」の三つの機能を持つもの。一般の人が気楽に空を移動できる乗り物のことです。世界では中国が先行している。政府が、中国企業に商用運航を行う「形式認証」を出しているから。
今年中には中国で商用運航が始まるようです。
米国の企業もドバイで商用運航を計画。米国の規制当局が形式承認を出せば、
今年か来年には商用運用が始まります。何事も安全第一、臆病な日本当局ですが、30年までには商用運航が始まる可能性があるようです。
まぁ、それ以降になると、またまた、中・米どころか。欧州、アジア各国からも遅れてしまい。ネットと同様、後進国になってしまうのは間違いないですね。
日本には空飛ぶ車にかかる品質の高い部品や材料を安く大量に製造する技術が優れている。トヨタがJALがANAがその気になっているのに残念です。
空飛ぶ車の用途は、いろいろあります。都心部の交通渋滞を解消するだけで、
経済効率が著しく高まります。究極の働き方改革かも知れません。また、最近、ローカル鉄道の赤字は存続を難しくしています。運行コストが下がれば、代替交通機関として有効です。まだまだでしょうが・・・
それにインフラ対策としても大いに期待できますね。
インフラの老朽化は社会問題です。橋やトンネルの維持には膨大な費用がかかります。少子高齢化は待ったなし。その負担は年々重くなります。空飛ぶ車を活用すれば、整備新幹線のような新たな鉄道や橋なども作る必要が減るかも。リニアもいらないかも。
すべてが良いことづくめではないかも知れませんが。
政治家がその気になれば、一気に進みます。
それとこれとは違いますが、米騒動を農水大臣が前に進めたように。
人間が自由に空を飛びたい、飛行機が誕生しました。
「空飛ぶ車」もう大方の方向は見えました。
あとは国を挙げてその気になるかどうかではないでしょうか。
まずは万博に行って搭乗してみるか。えっ・・飛んでないって?Goto
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