人は石垣 人は城

平穏に見える年明けに、私は緊張している

何となくだが、平穏な年明けだったと感じている人は多いのではないか。
正月の空気は穏やかで、株価は最高値を付け、街は静かに動き出している。

しかし、少し視座を上げ、少し深く眺めてみると、トランプ大統領が他国の大統領を拉致するなど景色は一変する。国際情勢は確実に不安定度を増している。台湾海峡を巡る緊張感はきな臭く、ロシアのウクライナ侵略は激しさを増す。核兵器の使用も視野に。世界はいつ足元をすくわれてもおかしくない。

米国政治も中間選挙で転機を迎えるだろう、日本経済は株価とは裏腹に、明確な成長戦略が見えないままだ。IT化は遅れ、AI活用は場当たり的な議論に終始し、人口減少はもはや議論の段階を越えた。

昨年の出生数は67万人。今年は丙午。50万人を切るかもしれないという民間調査もある。この現実を前に、国民も、そしてメディアも、あまりにも緊張感が薄い。だから私は、静かな年明けにこそ、倍旧の緊張感を覚えている。

だが、敢えて申し上げたい。2026年は、中広グループが大躍進する年になる。歴史を振り返れば、すべての経済が止まったコロナ禍を起点に、私たちは変わり始めた。浮ついた戦略を捨て、大地に足をつけ、踏ん張らねば生き残れないと腹を括った。

地域情報の役割と価値を徹底的に掘り下げ、苔の生えたリーダーシップから、若く優秀なリーダーへと舵を切った。パーパスを極め直し、AIを同志に迎え、さらにリベラルアーツを経営の芯に据えた。生活を知り、人間を知り、地域を深く理解する。そんな社風が、静かに、しかし確実に根付き始めている。嬉しい限りである。甘えも油断もないが・・・

地域みっちゃく生活情報誌5000万部という目標に対し、いまは1250万部。だが、北海道滝川市から沖縄宮古島まで176誌その一誌一誌に魂が宿り始めた。
作り手である私たち自身が、地域社会にリアルに貢献しているという実感を持っている。仲間は1000人(ボランタリーチェーンの仲間を含め)やがて2000人になるだろう。

人は石垣、人は城。人材が育った。
これこそが、私が大飛躍を確信する理由である。

世の中にどれほどの緊張が走ろうとも、どんな局面が訪れようとも――
中広グループは前に進む。私は、輝かしい未来を、心から信じている。Goto

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