NIEで復興のあり方を学ぶ・・・第23回全国NIE大会
このブログの目的は「新聞を読もう」です。
昨今、新聞の購読者が音を立てて減少しています。どうやって防止すればよいのでしょう。
今、新聞を読まない大人たちに新聞を読もうと呼び掛けても、簡単ではありません。
でも、子供たちが日常的に新聞に親しみ新聞の価値を認識すれば、
新聞の未来に可能性があるというものです。
その一つの活動がNIE(新聞を学校教材に!)だと思っています。
学校で日常的に新聞と触れ合い「新聞力」を身につけることが新聞を衰退させぬ道です。
「第23回NIE全国大会」が「新聞と歩む 復興、未来へ」のテーマで
新聞、教育関係者1600名が参加、岩手県で7月26・27日の二日間開催されました。
(この記事って、読売が大きく報じますが、他紙は意外と扱いが低いです)
記念講演は、明治大学の斎藤孝教授。
「時事問題を取り扱う新聞が読める学力があれば、社会に出ても常識があると
見てもらえる」と子供が新聞を読む意義を推奨した。私もそう思います。
具体的な活用方法として、登校後の月曜の朝に10から15分程度、
切り抜いた新聞記事を発表する時間を設けてはどうか。(一週間の話題を・・)
選んだ記事について自分の意見をまとめ、説明することで、ニュースへの
関心が広がる。新聞への親しみも湧くというものです。
災害などに関する、記事解説、その後の状況などを新聞で追えば、
「責任感や当事者意識が芽生え、自身の関心のベースキャンプになる」のではないかと
強調した。新聞の時間を作るのは素晴らしい提案です。
最近の大学生。ひと月に一冊も本を読まないのが半数以上。
学校で読書の時間を作っても好きな本を読ませるだけでは意味がない。
教科書だけでは活字に触れる絶対量が少ない。新聞で多様なテーマの記事を読むことの
必要性を改めて訴えた。
遠くで起こった災害を「自分事」とするには、テレビの報道も良いのだが、
新聞をじっくり読むことで、社会に関心を持ち、人間力が身につくと思う。
人生を豊かにするうえでも、NIE活動だけではなく、日常的に新聞を読もうではないか。Goto
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