ハッピーメディア・地域みっちゃく生活情報誌のひとつの使命・・・
今年の3月、5歳の女児が親の虐待で死亡しました。
年端もいかぬ自分の子供を殺した事件です。私たちの心にズシンと残っています。
この事件は、複雑な背景は別として、事件としては単純な事件です。
それが、なんとこの事件を警視庁捜査一課が担当しました。
日頃は重要事件を扱う捜査一課ですが、わざわざ一課長が記者会見を開き、
涙を浮かべながら事件の経過と女児がノートに遺した反省文を読み上げました。
例え法的整備が不十分であったとしても・・・
香川県の児童相談所と東京都の児相が警察と連携を取り、虐待にちゃんと向き合えば・・
事件を未然に防ぐことができたのに。5歳の命を救うことができたのに。
捜査一課長の忸怩たる思いが伝わり・・国民の心に響きました。
厚労省が、17年・・・児相が対応した18歳未満への虐待件数を報告しました。
13万3778件。前年度より1万1203件(9.1%)増え、27年連続で増加。
虐待に対する社会的関心が高まり児相への通報が増えたのが要因と分析。
虐待も「面前ドメスティックバイオレンス」を含む「心理的虐待」
暴力などの「身体的虐待」「ネグレクト(育児放棄)」「性的虐待」などがあり複雑です。
なぜ、虐待が起こるのか。個々に事情があり簡単には解決しない難しい問題です。
政府は児童福祉司を大量に増やすなどの緊急対策をまとめ、
本腰を入れて児童虐待の防止に努める覚悟を示しています。
国会でも児童虐待防止法の一部を改正、権力の介入を認め法的処置を
可能にできるなど難しい問題に大きく踏み込みました。
私は思うのです。児童の虐待事件が起こるたびに・・
このような数値が発表されるたびに、社会をあげて何とかせねばとの
機運が盛り上がりますが、でもです。人の世は移ろい易いモノです。
次々と起こる新たなニュースに関心が移り、報道から一ヶ月も立たない内に・・・
そんなことのあったかなぁ・・・と忘れてしまいます。
児童虐待を防止する方法は「虐待のない社会」をつくる覚悟を
社会が持ち続けること「社会が忘れない」ことだと思います。
そのためには、様々なメディアの継続的な啓発活動が重要になります。
ハッピーメディア・地域みっちゃく生活情報誌は・・
日本全国で930万部発行しています。
毎月一回、ご家庭に直接お届けするフリーメディアです。
私たちは、私たちとは地域みっちゃく生活情報誌を全国で発行している仲間のことです。
5歳の女児の反省ノートを涙を浮かべ読み上げた警視庁捜査一課長の思いを受け、
13万件もの通報が寄せられている児童虐待の現実を認識し・・・
全国で930万部発行するハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌を順次活用し
「児童虐待のない社会」が実現するまで、啓発活動を続けたいと覚悟を決めました。
それが地域みっちゃく生活情報誌を発行する私たちの使命のひとつですから。Goto
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