児童虐待問題を正面から取り上げたフジテレビに感謝です。
私がテレビドラマを話題にするのは珍しいのですが・・・
あなたにぜひ、観てもらいたいので、敢えて書きます。
今日14日、第2話になります。先週の見逃しはTVreでぜひ。
前置きが長くて恐縮ですが。
なぜ、あなたにお勧めするのかと申しますと理由は二つです。
一つは我が社が命懸けで取り組んでいる「社会課題」と合致しているからです。
そうです。我が社が取り組んでいるのは「児童虐待防止」啓発活動です。
少子化だからというわけではありませんが。
年端もいかぬ。幼児を虐待するなんて、理由がどうあれ、許せますか。
ドラマは「児童虐待」に対して丁寧に丁寧に扱っています。
それも「児童相談所」(児相)を舞台にしてです。
この手の問題が表面化する時は、大概が行政が対応を誤ったとか。
直接担当する児相に責任はないかとか、メディアはすぐにそこを批判します。
問題の本質はそこにはない。だって、子供を育てるに不都合があるから、
虐待が発生するのでしょ。突き詰めれば貧困があり、親の生活があり、男女の問題が横たわっているから起こります。社会問題です。
それを、児相の問題にするのは明らかに間違いです。
ドラマは、児相の職員に焦点を当てます。虐待は一つとして同じ条件では
起こりません。その家庭の事情によって全てが違います。それを一緒にしないで、その家庭と真摯に向き合う児相の人たちが、親と子供の心の内まで掘り下げ問題を解決しようとするヒューマン・ドラマです。
我が社も児童虐待をなくす。この国であってはならない。
そんな思いで、児相の苦労を丁寧に取材し、誌面化してきました。
児相にエールを送っています。そして、国民が児童虐待を他人事にしない。
そのためには「虐待だと思ったら189番」と110番や119番のように誰もが189番を認知して通報するようにする。それが虐待防止の一つの道であると、
情報誌1270万部で啓蒙しています。
最近は小学校でも校内放送で流してもらうよう「189のうた」を作りました。
しかし、なかなか浸透しないのが現状ですが、諦めずに取り組んでいます。
そんな時に放送されたのが・・・フジテレビ・月9ドラマ「明日はもっと、いい日になる」です。この番組、視聴率が上がれば、虐待に歯止めが掛かるのではと。ぜひ、あなたにお勧めします。
もう一つは、何かと問題が多いフジテレビ。
私はこのヒューマンドラマ「明日はもっと、いい日になる」を月曜の夜9時という看板時間に取り上げたことで、フジテレビは生まれ変わったと認めます(私が認めてもなんてことはない)テレビの役割を「バカ笑い」の「おもしろ半分」にしてきた結果が、不甲斐ない経営陣となったのです。それを一掃しようとの覚悟がこの番組に感じられます。頑張れ!フジテレビです。できれば、一緒に児童虐待防止啓発活動に取り組めればと思います。
それと、この番組「SUNTORY」と「エステー株式会社」がスポンサーをしています。スポンサーの心意気に感謝です。ありがとうございます。Goto
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