逆三角形の構成

若い先生は、新聞を購読していますかね??
新聞命の私としては、こんなに嬉しい文科省の計らいを聞いたことがありません。
そうです。ゆとり教育が廃止されたことです。と言いたいのですが・・・・・・。
子供のころも、学生時代も、勉強嫌いで通してきた私です。小学校の教科書が現行から全教科合計で43%増えたそうですから、約5割増しになることを喜んでいるわけではありません・・・・。
国語に、5・6年で古文・漢文の学習と音読が加わり。3・4年で短歌と俳句を学び、1・2年で「ヤマタノオロチ」などの神話が登場することを喜んでいるのでもありません。日本の文化を小学生が学ぶことは当然だとは思ってますが・・・。
社会で、日韓で政治問題化している竹島と韓国の間に国境線を入れるように検定意見が付いたことを、画期的だと、自讃しているのでもありません。主張もせず、問題を解決するのもおかしな話ですから、領土を明確に示すのは良いことだと、思っていますが・・・・
私が驚きをもって、喜んでいるのは、新学習指導要綱で、新聞関係者の長年の夢であった「教育に新聞を」という「NIE運動が、小学校の5・6年の国語に取り入れられたことです。
読売新聞によりますと5年の教科書では、新聞記事の特徴である見出しやリード文、結論から先に書く「逆三角形の構成」を、教えるそうです。そうなれば、新聞に親しみを覚える子供が増えます。
6年の教科書では、各紙を並べて、モノの見方や考え方で、同じテーマでも、違った内容に変わるのだと、記事の読み方を教えるのが加わったそうです。これって、すごく嬉しいことです。小学校の6年生に新聞の読み方を教えるのですから・・・・。
でも、心配があります。家庭で新聞をちゃんと取っているかどうかです。折角、新聞の読み方、記事の読み比べを教えても・・・。身近に新聞がないようでは・・・。
それと、もう一つ、若い先生がちゃんと、新聞を読んでいるのか?疑問です。
教育に新聞が持ち込まれる文科省の計らいは嬉しいのですが、新聞購読の減少は心配です。                                                        Goto

コメント

  1. Goto より:

    教育の現場。ゆとり教育はゴメンですが、柔軟性は必要だと思います。ただ、ラジカルな発想を持つヤル気のある若い先生の芽を摘んでしまう風潮が教員の中に存在する「嫌な世界」にメスを入れなければなりませんが・・・・。大阪の橋下知事のような、熱血漢首長が現れないと無理ですかねー。
                    Goto

  2. リミスキー より:

    CBCラジオは、若年層のラジオ離れというか、ラジオ知らず、を少しでも減らそうと、数年前から、希望する小中学校で、「ラジオの魅力・ラジオ放送の出来るまで」等の授業をさせてもらっています。案外好評です。地味ですが、将来その中からラジオ好きが出てくればいいのですが・・・。