映画館に・・

青春の群像が蘇り・・・・涙が止まらない。
多くを語るまい。あなたにもぜひ、観賞されることを、お薦めする。
私は比較的、映画好き。振り返ると、親父殿に辿り着くのだが。
小学校の3・4年生。多感な年頃。親父殿が地元新聞の「東濃総局長」に抜擢され、多治見総局に単身赴任(今なら、高速道路で岐阜市内から一時間ほどだが、当時は国鉄を乗継3時間近くも)。月に二度ほど、土曜に帰宅・・・その際。翌日の日曜には必ず映画に連れて行ってくれた。
大方は、邦画で東映の時代劇だったが。でも映画全盛期。いつも満員。立見だった。だから、今でも時代劇が。最近では野村萬斎主演の「のぼうの城」が面白かった。時代小説が好きなのもその影響。
前置きが長くなったが。ぜひとお薦めするのは「レ・ミゼラブル」
あなたが、どのシーンで感動するか?とても楽しみ。
私は、親父殿のDNAのお陰で、どうしようもない。音痴。よって、音楽には疎い。だから、NHKの「紅白歌合戦」すら。あんなに出場者が真剣に歌ってるのに、最後まで聴いた試しがなかった。だが、吹き替えなしの「俳優たち」の熱唱に・・・歌の力。音楽の力をまざまざと。
日本。これだけ自由な社会だが。でも、田舎では、一度貼られたレッテルが剥がされることはない。飢えた妹の子供のため一切れのパンを盗んだジャン・バルジャンの苦悩のように。法の正義が勝つのか?愛が勝つのか?ではなく、偏見に苛まれてきたが。
「レ・ミゼラブル」(惨めな人々)のために解放の赤い旗を振る若者に、青春群像が蘇り胸が熱くなり。無償の愛に止めどもなく涙が流れる。田舎町では名作ミュージカルを観る機会もない。それが映画館で・・・多くを語るまい。ぜひ、映画館に足を。Goto

コメント

  1. Goto より:

    観賞されましたか?
    毎日新聞の政局コラムに、自民党が「経験に学ばず。権利を忘れず」の仏国の王政復古にならぬようにと、ミゼラを見ての感想までもが。
    ご友人の仰るとおり。2013年、今年の漢字は、「ああ無情」「無償の愛」の「無」で決まりですね。但し「無力の無」にならねば良いがと願いますが。

  2. リミスキー より:

    「レミゼ」観てきました。
    個人的には、観に行かない映画ですが、
    友に誘われ行って来ました。
    私、悲しい映画やドラマは嫌なんです。
    だから「おしん」も駄目なんです。(ちょと違うか??)
    「レミゼ」は感動して、涙が出ませんでした。
    2時間半があっという間でした。
    楽曲も素晴らしかった。
    友が云いました「2013年はこれで終わった」と。

  3. Goto より:

    ありがとうございます。
    メールも始められたのですか?
    親父どのが逝って、来年で四半世紀になります。
    毎朝、香を焚いています。残されたモノの心には今も生き続けています。いつも気に掛けて頂き深謝です。元気にお過ごしの証に時々は、ご批判下さい。お待ちしてます。Goto

  4. 百百ヶ峰! より:

    お遊びにお仕事にご活躍、うれしいです。
    時々、メール拝読してます。おやじ殿からのDNA、バッチリ受け継いでいるようですね!「レ・ミゼラブル」観たいと思います。
    優しさを感じるメール、これからもがんばって!
    百百ヶ峰の麓より!