政権延命の思惑ばかりの政治なんて国民は見透かしています。
先週から急に冷え込んできました。暑い暑い、この夏はいつまで続くのか。
誰もが異常気象に秋が来るのかと、心配したのですが・・・
さすがに10月の声を聞きますと、北海道の旭岳や富士山が冠雪に。
4〜5日ほど遅れただけで・・・秋が訪れましたね。
季節は嘘をつきませんが・・・岸田政権も21年10月に就任してから
丸2年、衆院議員の任期も折り返し地点に達します。
あなたは、この政権をどう思いますか?
発足直後の21年衆院選で自民党は絶対多数を獲得。
22年の参院選でも過半数になる議席を確保。
次の参院選まで国政選挙をやらなくても良い
「黄金の3年間」と言われるフリーハンドを手に入れました。
当然に思い切った政治ができると誰もが期待したのですが・・
支持率も韓国との首脳会談(ユン大統領のおかげ)・
ウクライナへの電撃訪問(西側首脳の後塵を廃す)
広島でのG7サミット・・・で45%の就任時まで回復しましたが・・
その後は「子ども未来戦略方針」を決定。異次元の少子化対策を実行すると
訴えるも国民には具体的な姿が見えない。マイナンバーを巡るトラブルは
河野デジタル相に任せることで逃げの姿勢に終始。統一教会問題は
一年以上経ちますが、やっと動き始めましたが不透明な状況です。
コロナ感染症法上の位置付けを5類に移行したことや、福島第1原発の処理水の放出を開始したことは、国民から見れば菅前首相のお膳立てに乗っただけと
映る。第2次岸田改造内閣では派閥に配慮した政権延命策としか映らずなどで
25%まで支持率は落ち込んでいます。
この2年間で総括するにはまだ早いのですが・・・
党内権力闘争に一生懸命で、国民の方を向いていないとの印象は免れない。
首相は記者会見で『明日は必ず今日より良くなる日本を作るために、努力を続けて行きたい』と・・・派閥・宏池会の創設者、池田勇人元首相が語った言葉を何度も口にする。インチキ臭い。
そして「先送りできない課題に正面から取り組む」と言及するが、
先送りできない課題とは何か?防衛費の増額が課題なのか。それだとて、
保守派閥・安倍派への配慮としか映らない。他にどんな課題が先送りできないのか・・それを明確にしなければ、国民の支持率はあがらないでしょう。
首相がこだわる課題とは・・「賃上げ」でしょうか。連合で挨拶することが賃上げだとは思えない。経団連も含め、経営者側に圧力をかける姿は見えない。
岸田政権の最大の課題は、どう考えても、政権の延命以外に見えない。
衆院の解散風を吹かすのも、内閣改造や党役員人事でも・・全てが
長期政権への布石でしかない・・・ほんの十日ほど前に
あんなに暑かった今年の夏も10月の声を聞いたら・・一気に秋になりました。
政治は一寸先は闇と申します。
長期政権を目論めば目論むほどに、その結末は、夏がある日突然・・
秋に変わったように、一瞬にして潮目が変わるのではないでしょうか。
私は思います。国民は岸田さんの目論見など、とうに見透かしています。
岸田さんが正面から取り組む課題は・・・現役世代への
具体的な政策の実現です。そうです。幼児のおむつ代・小中高生の給食費
ぐらいは明日から無償にしてみなさいよ。国民は愚にて賢なりですよ。Goto
コメント