参院選の公約に世界平和がない・・・
イスラエルがイランの核施設を攻撃した。
米国も、核施設への攻撃に踏み切った。超大型の地中貫通爆弾「GBU57」が使用された。地下60メートルまで到達目標を破壊する。恐ろしい爆弾だ。
2週間足らずで、一応、停戦に合意はしたが、火種は残ったまま。
素朴な疑問だが。核施設を破壊したってことは、貯蔵されているだろう・・
放射性物質が漏れたり、粉塵として拡散するリスクはないのだろうか?
専門家によれば、濃縮ウランが漏れれば人体に影響が及ぶが、大概は強い容器や防護システムの中にあり漏れ出ることはないとのこと。
ロシアの核施設も大半は地下にある。とんでもない重い爆弾を爆撃機に搭載、目的地にまで運んで施設を破壊してしまうのです。ロシアも実際に目にしたのです。プーチンは驚いただろうねぇ。
イスラエルはイランへの攻撃をしていても、ガザ地区への戦闘を緩めていない。
物資搬入を妨害・人道支援への現場にも容赦ない攻撃を続けていると言われる。
解決の方法は、人質を戻す以外にないのだが、ハマスも頑なだ。
また、ロシアがウクライナに侵略して3年以上が経つ。
トランプが「私なら3週間で停戦させる」と息巻いたが、戦況は「一進一退」が続いたままだ。4月にはインドで民間人が犠牲になるテロ事件が。これに端を発して、インドとパキスタンとの間で軍事衝突が。米国が仲介・一時停戦中だが
根本的な和解には至っていない。
紛争が戦争に繋がるかもとの懸念は、遠い話ではない。
北朝鮮の核開発、もはや保有国となった。標的に日本列島が組み込まれている。
台湾海峡はいつ有事になっても不思議ではないほど、中国は強行だ。南シナ海の緊張も高まっている。
この状況、どう分析しても、もはや「第三次世界大戦」に突入しているのではないか。そんな見方をする言説もまんざらではない。海外のメディアではいくつかの小論が掲載され、そこには複数の地域紛争が融合し、大戦の幕開けとも言える状況になっていると指摘する。「我々が認識すれば第三次世界大戦はすでに始まっている」と言えるのではないか。
世界情勢はそこまで緊張しているのに・・・
そうです。のにです。日本はどうか。明日、国政を左右する参院選が公示されるが。世界が第三次大戦に向かっていることに言及する政党はない。
ましてや、外交・防衛など、どのように対処するかを公約に掲げる政党はない。
与野党も政策に掲げるのは、2万円を全国民に支給するとか消費税を減税するとか、バラマキのオンパレードだ。まぁ・・国民がそれを望んでいるから、政党は公約に掲げるのだろうが・・・「戦争」の二文字。遠い過去でもなければ、遠い地での出来事ではない。
第三次世界大戦を起こさせない。「戦争」を起こさない。やらない。やらせない。戦後80年・広島と長崎に原爆を落とされ何十万人もの無辜の民を犠牲にした結果、まがいなりにも平和を維持し、平和の尊さを知る日本人。
日本政府だからこそ、世界平和への努力が必要なのではないか・・・参院選の争点にしてほしい。そう思うのは私だけか?如何にも「平和ボケ」日本が情けない。Goto
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