広告会社の知恵が爆発する・・・第九回JLAA総会開催迫る・・・
今月の20日、JLAA(日本地域広告会社協会・56社加盟)第9回目の総会が東京で開催されます。その打ち合わせ(事務局会議)で京都(日商社)に出掛けて来ました。
JLAAの組織は全国区です。大震災と大津波で東日本の会員各社に甚大な被害がでました。合わせて、広告業界全体が・・・一瞬で収縮、テレビ・新聞などの広告は中止(多少戻ってきましたが)
イベントや展示など・・ほとんどの催し物も自粛の名のもとに中止か延期となっています。自粛ムードが長期化すれば・・広告会社は耐えられなくなり業界自体が沈没するのではないかと心配しています。また、震災がきっかけとなり、業界の淘汰・再編が始まるのではと思います。
勿論。この傾向は広告の業界だけではありません。メディア界が受けている打撃も再編を誘発するでしょうし、低迷が続く印刷業界も廃業・淘汰が促進されると思います。それを、私は「価値の転換」と呼んでいます・・・・
で、JLAAです。こんな状態だから・・・全国から会員社にお集まりいただき総会を開くのは大変じゃないか?・・・そんな思いで、中止も含めて練り直してはと提案しました。ところが・・・「何を言ってるんだ。こんなときこそ、広告会社の出番じゃないか!」
「関西知事連合」では「イベント等の自粛するのを止めよう」、むしろ、元気出すイベントを積極的にやろうじゃないか。そうしないと被災地以外の地域も元気が無くなり、それこそ日本経済が沈没してしまう。関西から元気を巻き起こそうと言ってる時だぞ。「何を情けないこと・・・を」と一喝。
そりゃそうだ。それでこそ・・・広告会社の集団。じゃ・・・予定通り・・開催しようとなりました。
で、では内容をどうするのか・・・震災前と震災後では事情が一変しました。危機的な広告業界の現状を踏まえ・・・長期的な視点に立って議論するか?それとも・・・足元を冷静に見つめ・・現状を打破するために・・広告会社は何を為すべきか・・について考えてはどうか?などの意見が出て・・・
まずは・・被災地の会員に現状報告と頑張っている状況を伝えてもらい。他の会員には・・この状況下で広告会社が何ができるか。何をやっているのか。何をやろうとしているのか・・・について語ってもらうことにしました。
で、広告屋ですから・・・第9回のJLAA総会は「負けてたまるか。10連発」とタイトルを付け、大震災の影響を跳ね返して、頑張る会員社の取り組みを発表してもっらうこととしました。
で、4月20日のJLAAの総会は「負けてたまるか。10連発」のタイトルで、広告会社の未来を語り合います。広告会社の知恵が爆発する・・・総会になると確信します Goto
コメント
広告の仕事も・・・いざと言う時には役立たない無力感を味わってます。すべての広告に関わる人の思いでしょう。しかし、どんな仕事でも、オールマイティではありません。役立つと信じて、研鑽を怠らないことが大切だと思っています。Goto
最近、夢のない「ロジカル」な広告ばかりが目立ちます。「ナラティブ」な広告がすべていいとはいいませんが・・・・。製品ばかりで企業がみえない広告ばかりじゃ寂しすぎます。
いつもお世話になっております。
冬は必ず春となる。
妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがえる義なり。
(妙とは蘇生の意味である。蘇生とはよみがえるということである)
皆様のご健康としあわせとご発展をお祈り致します。