色紙に託して・・・

震災で、就職が困難になった若者を受け入れる用意があります。
今年も、とびっきり元気の良い・・・新入社員24名が仲間に加わりました。我社も・・・総勢270名・・・新入社員が一日も早く戦力に加われば・・かなりの仕事ができると喜んでいます。
東北では・・・折角内定が出たのに、取り消しになったとか。仕事ができず自宅待機とか。会社そのものが消滅したとか・・・こころを躍らせ・・・社会人になる若者の厳しい現状が報道されています。神はなんと惨い仕打ちをするモノだと・・・半端呆れ・・怒りを持って報道に接しています。
我社は、幸いにしてでありますが・・・3月後半から始まった研修が順調に消化され・・・晴れて入社式を執り行うことができました。感謝しています。写真は社会人に踏みだす彼らの決意です。
私は・・・新入社員に・・・・・
「大震災で・・・何もすることができない。役に立てない・・・そんな環境に置かれ・・人間の無力を悟りました。広告の仕事の無力を突きつけられました。でも、如何に無力であっても、人は生きて行かねばなりません。
この無力さに打ち勝つには、一人の力ではダメです。心を寄せあい、お互いが助け合えば無力さを跳ね返すことができると信じます。企業も同じで個々は力がないかもしれませんが、心を一つにして力を寄せあえば如何なる困難にも打ち勝てます。まずは会社と心を合わせて下さい。
社会人で欠くべからざることは「約束」を守ることです。約束が守れないモノは「社会人失格」です。社会は厳しいもので、約束を守らないモノは受け入れた振りをするだけで、実際は受け入れません。約束を守れないモノは仕事ができない。社会では役立たないのです。
広告の仕事は「知恵」を出す仕事です。知恵を出すには苦しまなければなりません。大いに苦しんで欲しいと思います。ただし、人間は弱いモノです。小さな苦しみは愚痴に変えて逃れようとします。
如何なる人間も・・・大きな苦しみに遭遇しますと逃げません。むしろ知恵を出します。苦しんで苦しんで苦しみ抜いて下さい。その結果出てきた知恵を、地域社会の貢献に生かして下さい。それが、我社に入社した君達の動機を具現化することです。
今日の日を迎えるにあたり、御両親、ご家族の喜びはいかほどかと察します。その期待に応えるよう一緒に頑張ろうではありませんか。」と激励しました。(写真は新入社員が思いを託した色紙です)
2011年度に社会人となった・・・全国の若者に心よりお祝いを申し上げるとともに、東北地方で広告会社に就職したが、震災で内定取り消しや自宅待機の方は我社で受け入れる用意があります。
是非・・・声を掛けて下さい。                Goto
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社会人一年生の思いがこもる24枚の色紙

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