六重苦

実行するのか・・・・ぐずぐずとこねまわして先送りを続けるのか?
為替が1ドル75円台に突入・・・・急激な円高・・・日本経済危険水域・・なんて見出しが躍ります。混沌とする経済・・・益々混迷を極め、複雑化していると思われがちですが・・・・果たしてそうでしょうか?
日本経済は六重苦なんて・・・云われています。6箇所も病んでいれば、瀕死の状態です。でも、そうでしょうか?解決できないほど・・・・複雑怪奇なんでしょうか??
まず円高・・・同志社大の浜教授は「1ドル50円時代が来る」と断言しています。
「基軸通貨ドル終焉」。40年前にドルは金との交換性を失った。それを見て見ぬふりをしてきただけ。かつては基幹通貨であった英国のポンドに今はだれも関心を寄せない。人々があまり使わない通貨ならば、その価値がいくら下がろうと、誰も痛くも痒くもない。米国との貿易比率を下げれば、1ドル50円も恐るるに足らずと。
日本の貿易相手国。第1位は中国です。米国との貿易の比重を徐々に下げれば、円高もさほど、問題にはならないのではないか。むしろ、為替を活用して、海外の企業を買収してグローバル化を進めれば良い。
二重苦目。高い法人税率・・・・下げれば良いじゃありませんか。政府の決断だけです。
増税か?経済成長か?順序からすれば・・・経済成長。そして増税です。経済成長戦略の「いの一番」は法人税率を下げること。だれも分かっていることです。実行すれば良い。
電力不足・・・・使用量とのバランスで(そんなものは計算できる)、原発を徐々に減らし・・・代替エネルギーの比率を高める。3・11までは電力不足などなかったのですから・・・・。方針を決めれば解決です
貿易自由化の遅れ・・・・・TPPに加盟することを前提に、工程表を作れば良いのです。勿論、農業の工業化、法人化も視野に入れて。日本農業は崩壊しているのですから。
労働規制・・・・・これは、高齢化による労働力の低下の問題です。女性を職場に・・・働きやすい職場環境を作る。それが無理なら、移民の受け入れでしょう。それも嫌なら、ニートだ引きこもりだと、怠ける若者を・・・国家が法的に管理して、再教育すれば良い。
温暖化ガス規制・・・・そもそも、鳩山政権化の国際公約(国連での発言)の公平さには疑問が残りますが、省エネ技術の進歩を否定する理由はありません。技術革新を評価する風土を作ればよろしい。
と・・・・六重苦を整理してみれば、日本経済は瀕死の状態でも、複雑怪奇でもありません。
解決は明確です。それを実行するか?ぐずぐず、こねまわして、先送るか?の違いだけです。
政治に期待してみましょう。若さに、40代の宰相・・・前原さんに。
でも、その違いを弄ぶ(もてあそぶ)メディアの存在が・・・・癌何でしょうね。弱ったもんです。  Goto

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