地域紙は市民生活の道しるべ。新聞の灯りを消してはならない・・・
何に抗っているのか。自分でも不思議である。
朝起きて新聞を手に、トイレに。1日がスタートした・・
それが、当たり前だったのに、新聞を購読しない人が余りにも・・・
家庭から新聞が消えるってことは、その家庭から文化の香りが消えること。
「記事の向こうを想像する楽しさを教えれば、
子供たちは政治や社会を身近に感じるはず」と新聞の役割に期待するのは・・・
「教育現場で新聞を教材として活用するNIE学会」の新会長。
読売新聞が特集「震災5年・・触れる」で石巻日日新聞の3/11号を取り上げた。
当時・・浸水と停電で輪転機が止まった6日間・・手書きの壁新聞を避難所に・・
その記者魂は世界のジャーナリストから賞賛された。
冷たい水に浸かりながら、壁新聞を避難所に張って回った記者は・・
「張り出す場所に被災者が待っていたのです」
着の身着のまま逃げ延びた人たち。電気もバッテリーもない。
情報に飢えていた。
今、往時の記者達は地域紙の有り様を語る・・「地域紙は市民生活の道しるべ示すべき」
「町づくりの将来を伝えないと、将来の生活が見えない。住民は不安で町を離れてしまう」
「でも、将来のこと考えられない人、町の復興についていけない人に寄り添う記事も」
石巻日日新聞の購読者は半減した。家が消えたのだから仕方ないのだが・・
道しるべたる「地域紙」が消滅したら、家庭のみならず町の文化も消える。
私は抗いたい。新聞の灯りを消さないために・・
この国の未来、子供達のために。Goto
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