参院選残り5議席

石破続投・パーシャル連合ですかねぇ?

参院選・開票が進んでいます。
現時点では残り5議席ですが、与党の過半数割れが現実に。
今後の政権運営がどうなるのか、不透明ですが民意が示されたのは間違いない。

石破首相は続投を表明するが。野党各党の党首は・・・
立憲の野田代表、自民党との「大連立」はない。
国民の玉木代表も「約束を守らぬ石破政権に協力するつもりはない」
躍進した参政党の神谷代表、「自公との連立は現段階では考えていない」
維新の吉村代表も「自民党と連立現時点で考えていない」と微妙な言い回しだ。

今後の政局はどうなるか。私は二つ思います。
一つは石破の続投です。理由はトランプ関税・8月1日までに再交渉せんとあかん。この「火中の栗を拾う」腹の座った政治家がいない。だから、自民党内で石破おろしが本格化しない。続投ってことに。

もう一つはパーシャル連合っていう、日本では初めての政権の枠組みになるってことです。衆参共に過半数がないのです。でもどの野党も連立政権を否定しています。となれば、政策別に連合を組むってことに。欧州では20年以上前に実現した政治体制です。そうなります。

その結果、何が起こるか。給付金はばら撒けない。となると消費税の減税です。
それで景気が回復ってことになれば良いが?そうはなりません。政治とは税の徴収と使い方です。徴収しないのですから、国債という名の借金で賄う。使い方はポピュリズムを極めるってことに。これでは国の財政は破綻ってことに。

となればです。道は三つ。
一つは米国の属国・52番目の州になる。情けないですが。
二つは中国と経済連携を深める。反対する人が多いですが。
三つは、独自路線、国内需要を高めて生き延びる。不可能ですが。

参院選で学んだこと。
選挙は所詮、知名度である。名前が売れていなければ勝てない。
国民は大きな変化は望まない。だからこの国は変わらない。変われない。
まだ、茹でガエルを楽しんでいます。Goto

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