ユニクロ

どの業界でも、成功のポイントは同じですね。
流通業界、とりわけ、アパレルの業界で好調なユニクロの店を訪ね、勉強になりました。
まずは、びっくりするほど、人が入っています。それも、買う。って決意の人が。
次に、価格に驚きました。最高価格がカシミヤのセーター。9980円、素人には品質は良く分りませんが、手触りと着心地は良さそうです。それに、靴下4足980円。祝祭日はその価格から5%引きだとか。
また、新商品とかで、保温性の高い下着が。限定品とかで、デザイン的にも納得の商品も。品ぞろえも豊富。レジには長蛇の列が。衣料品の適正料金とは一体?幾らなんだろうと・・・・・・。
経済が縮小する時代にも拘わらず、ユニクロは1兆円企業(現在は5000億)を目指すそうです。
この前向きな姿勢が、ユニクロの元気の源なんでしょう。
トップのこんな記事を目にし、店を訪ねて、どの業界にも当てはまると、大いに納得しました。
流通業は多すぎる。再編淘汰の時代だ。広告業界もその通りだと思います。
現状維持は後退だ。1兆円になればユニクロの世界市場での存在感が増し、今後の事業展開がプラスに作用する。目標の頂に辿り着けば、新しい地平が見えると思います。
顧客の要望に応えることが、顧客を創造することである。顧客第一主義はお客さんの言いなりになることではない。お客さんに常に新たな提案をすること、と理解しました。
新商品が店に並んでいましたが、商品開発は一足飛びにはできない。4〜5年のスパンが必要だ。
開発、研究、あるいは次なる事業への投資を怠れば、それは衰退への始まりだと私も思います。
トップは更に、このように語ってます。良い商品を作っても消費者に認知されなければ売れない。と。
そうですよ。企業の業績をあげ、経済を元気にすには、マーケティング(販促)、つまりは、広告が必要ってことです。
広告の仕事に携わる中広の役割、使命がそこにある分けです。
ユニクロを訪ね、店員に話を聞いたり、商品を眺めたりして、トップの考えの浸透度を確かめましたが。
商品を購入するのを忘れました。
                            Goto

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