この夏も元気で乗り切れよ・・・・。
「ちょっと、ちょっと。内輪の話だがね?。実は、斯く斯く云々で、本当の話なんだよ」。なんて、実はと、本当は、は同じだよね。そんな、こそこそ話を聞く事があるが、ろくなもんじゃない。
内輪でも、団扇(うちわ)の話です。私はどちらかと言うと、手紙魔です。ネット社会ですが、業務連絡はメールでも、携帯でも、即効性があって、便利なのですが・・・・・・。
古いといわれても、お礼とか時候の挨拶は、やっぱり葉書や封書でなきゃ。と、頑なな手紙派です。
しかし、とは、言っても、郵政の民営化は賛成ですから、誤解のないよう、願います。
私は、早朝派で、5時には目が覚めます。日曜の朝でもお構いなし。狭い家です。バタバタしますと家中響くようで、家人には、嫌な目で見られますが、諦めて貰うしかない。
夏の朝と言えば、ラジオ体操の歌ですが。何故かは、知りませんが。日曜はラジオ体操が休み。子供の声も聞こえず。寂しいのですが、小さな書斎の小窓を開けると、さすがに夏。蝉の声と熱風が・・・。
机の前に座りますと、汗がジワリ・・・・。で、手にするのが、尊敬する先輩から毎年頂く、団扇(写真)の暑中見舞い。「この夏も元気で、乗り切れよ」と仰ぐ風から聞こえてくるようで、嬉しい。
団扇の主は、小柄な方だが、名うてのハンター(狩人)。猟銃肩に掛け、世界を跋扈されていた。いたとは、最近はお年を召されたので、休業中。何度かお聞きする氏の話は、内輪のこそこそ話などはない。大自然と獲物相手での胸の透くような壮大なドラマ。
いくら、ネット社会といっても、メールでの時候の挨拶では、風までは送れまい。と、団扇片手に、団扇の送り主の大局観をお聞きしたくなった。 Goto
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