生活情報誌26誌・・・151,8万部の心意気・・・・
我社の生活情報誌6月号が出揃いました。先月号は、大震災を日本人としてどのように捉えるのか。何が出来るのか?「「分かち合い、思いを寄せて・・・頑張ろう!!日本!!」のコピーで、全26誌、151万8千部を同じ表紙に統一して・・・団結を呼びかけました。
お陰さまで・・・多くの読者から・・・表紙に元気づけられたとか、熱い思いが伝わりましたとか、シンプルだけど力強いとか。「現在、南相馬市から四日市に避難中、みなさんの優しさに触れる機会が多くよっかいちai掲載の色々なお店紹介を楽しませてもらってます」との被災者の声も・・・寄せられました。
困窮した時には、地域も個人もありません。やはり、日の丸を掲げ・・・心を一つにするべきだと、読者やお客様の反応で改めて・・認識しました。(国旗に敬意を表さない・・・教師には困ったモノですが)
6月号26誌をご覧ください。先月号と打って変わって・・・一誌ごとに、その地域の、そこに住む人たちの・・息遣いを感じてもらえると思います。我社の情報誌作りは・・あくまでも地域密着です。
とりわけ、表紙は・・・配布エリアに拠点を構えていますので、そこを起点に・・・現場のスタッフが地域性や季節性を加味しながら・・・趣向をこらして制作します。ですから、一つとして同じモノはありません。
合理性から考えれば・・・5月号のように全誌を統一すればコストも掛らず、ブランド力も高まるのではないか、手間のかかる手法は経営の常套からすれば邪道じゃないかとのご指摘をよく頂きます。それも考えない分けではありませんが・・・
それでは、我社の理念「地域社会への貢献」、情報誌作りのポリシーである「地域密着」の思想との兼ね合いが整理できません。企業ですから収益を上げるために必死に努力するのは当然ですが、さりとて、「何のために」仕事をするのかを外してはならないと考えています。
今号の表紙は、季節がら・・・新鮮な野菜や緑を扱ったモノが多かったのですが。かにさん倶楽部(可児市・美濃加茂市・59450部・全戸配布)の若き農業従事者の心意気を表紙と巻頭特集にしたのは、第一次産業の可能性を示してくれています。
三重・伊勢の「イセラ」(伊勢市内・53000部・全戸配布)の昭和36年まで市内を走っていた路面電車は・・・読者の心に哀愁を誘ったと思います。巻頭特集もいいです。
また、「阿瀬知川」の浄化運動にスポットを当てた「よっかいちai」(四日市市内・77100部発行・74740部各戸配布)は綺麗な水面に苦労がしのばれます。桑名市といえば「はまぐり」・・・桑名の宝物を守る人達を紹介した「ぽろん」(桑名市・52800部発行・全戸配布)巻頭特集は歴史を感じます。
それと・・・Wao!(大垣市・垂井・養老エリア68800部発行・全戸配布)の初夏から盛夏に欠けての西濃グルメを究める「100セレクト」はグルメにはたまらない圧巻の巻頭特集です。
などなど・・・・表紙と巻頭特集・・・それぞれの地域の思いが溢れ・・・紹介し始めたらすべて書かねばならないのですが・・・・我社の生活情報誌の「心意気」をご理解頂ければと存じます。 Goto
我社が発行する生活情報誌6月号・・・26誌の表紙です。
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