相撲道

名古屋場所に・・・・足を運ぼうじゃないですか・・・
この季節・・・スポーツイベントが花盛りです。土日はどこの施設も満杯。老いも若きもスポーツに親しんでいます。スポーツは苦手な人も、興味のない人も・・・真剣勝負を観戦するのまで、嫌いな人はいないと思います。
八百長問題で・・・掏ったもんだした大相撲も、多くの血を流しましたが、先月の技量審査場所を経て、名古屋場所の開催を決定しました。相撲ファンとしては、喜ばしい限りです。出来れば、初日か、千秋楽を観戦したいと思います・・・・
これだけ世間を騒がしたのです・・・無気力相撲は影をひそめ、真剣勝負(ガチンコ)の好取組の連続だろうと期待しています。去年に続き・・・鬢付けの匂いを嗅ぎに・・・出掛けたいと思います。
通常場所開催にあたり・・・こんなことを思います。一連の騒動は、大相撲に関心のない人まで、大相撲とは如何にあるべきか?スポーツか、古典芸能か、神事か、それとも日本文化の継承か?と存在意義を含めて・・・国民的議論を呼びました。
結果的には、大相撲が再認識されたのではないかと思います。問題は、少なくとも、八百長問題を含め大相撲の体質に苦言を呈した人。あるいは、マスメディアの過剰報道に反応して批判した人達は、生の大相撲を観るべきではないでしょうか。
それも出来ないならば、NHKが中継するそうです。せめて、テレビ桟敷でじっくり観戦ぐらいはして欲しいモノです。
私の推測ですが・・・・本場所どころか、巡業も、相撲部屋での稽古も、ちゃんこも、一度も観たり、食べたりしたこともないのに、番付表すら、ちゃんと理解できない人まで、批判の声に付和雷同したと思います。
そんな人達こそ、その目で・・・大相撲を体感して欲しいと思います。いや、すべきです。自分が、思ったり、考えたりしたことを口に出すのは自由ですが、少なくとも、大相撲と言う伝統あるスポーツに触れたこともないのに、批判したとしたら・・・その裏を取らなければ・・・無責任と言うモノです。
最近・・・自分に関係ないことは、当事者たちがどうなろうと・・・無原則に批判し、面白半分に煽る。でも自分のことになると、頬かむりして、知らん顔するそんな風潮が強過ぎる気がします。
大相撲は、たかが、大男が丸い土俵の上で、足の裏以外が土に触れたら負け。俵の外に先に出た方が負け。その勝ち負けを15日間(現在は)続け、一番白星が多いモノを最高優勝とする・・・単純なスポーツです。
その単純な闘いをするために、多くのしきたりがあり、辛い稽古で研鑽を積み、人間を極地に磨き挙げる奥の深いものです。それを相撲道と申します。相撲道に触れてこそ、相撲の醍醐味が分かると言うモノです。批判する価値があると言うモノです。
今年の名古屋場所は・・例年以上に・・真剣勝負が観られると思います。今から楽しみです。  Goto
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6/6中日新聞

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    相撲ファンが離れる原因は色々あると思います。本質は真摯に相撲道を力士が追求しない限り、大相撲に未来はない。と理解してます。
    ご指導ありがとうございます。
    Goto

  2. ナガラ より:

    私は学生の頃、名古屋に住んでいました。
    蒸し暑さが始まるこの季節になると、街中に力士達が闊歩し鬢付け油が漂う、なんとなくワクワクした気持ちでこの時期を過ごしたものです。
    岐阜に戻ってからも、やはりこの季節に馴染みのちゃんこ屋さんで激励会を兼ねて会食する機会や、知り合いの母親が相撲部屋の面倒を長年見ている関係上、ちゃんこに伴食させていただくことなどがあり、なぜか相撲に縁があるのです。
    このブログにも幾度か相撲に関して書き込みさせて頂きましたが、社長は問題の本質を避けておられるように、私には見えます。
    それこそ相撲の傍に身を置けば、今の相撲に大切なことが分かるでしょう。
    私も相撲が大好きです。
    良き伝統は長く続いて欲しい。
    だからこそ、確実に変えなければならないことがあると思います。
    古き良き時代のお大臣のタニマチ感覚では、逆に相撲を見捨てることになってしまう危険があると思うのですが…。
    云い過ぎでしたら、ゴメンなさい。