敬老の日

高齢者の甘えが・・・気になって仕方がないのですが・・・・。
戦後すぐの話です。兵庫県の農村地区で・・・「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて、村づくりをしよう」と考えた村長と助役が「としよりの日」を提唱したのが、敬老の日の理由で。
「子どもの日」「成人の日」は国民の祝日なのに、「敬老の日」も祝日にすべき・・・そんな兵庫県からの繰り返しの働きかけが・・功を奏し・・・・1964年・・・農閑期の9月中旬(15日)を「j敬老の日」と定めたそうです。
だとすると・・・・父の日も母の日も、祝日にしても・・・なんて、大衆迎合の政治家が言い出しそうですが、敬老の日は・・・純国産で、母の日のような舶来品ではなく、日本以外にはない・・のだそうで、だから、敬老の日は価値があるんだそうです。
インターネットって、本当に便利ですね。敬老の日の由来。なぜ、9月15日だったのか?そんな、疑問は瞬時に解いてくれます。15日に拘る理由もなく・・・第3月曜で・・・休みが続くことも納得です。
でも、でもです。日本固有だから・・・・価値があるとの理由には納得できません。
外国にないのは、そもそも、年寄りに敢えて、感謝する必要がないからではないでしょうか。
と、考えますと・・日本人は高齢者に薄情な民族ってことにはなりはしないでしょうか。そんなことはない。私は・・・還暦を過ぎ・・年金を受け取ることのできる「高齢者」の部類となりましたが、現下のこの国は、他国と比べれば・・・・比べようもないほど・・・・高齢者の社会保障が充実した国です。高齢者に優しい国です。
それに・・・そもそもの理由が・・・生涯現役で働く・・・農家の「老人」を対象とした、祝日です。
だとすれば・・・・ひねもす・・ごろごろしてるような・・高齢者のために・・・敢えて「敬老の日」で、国民を挙げて敬う必要などないと思います。
逆に・・・老人が、国民感謝する日・・・の方が現実に即しているのではないでしょうか。
私は・・・高齢者の社会に対する甘え・・が気になって仕方がありません。    Goto

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