中日新聞プラス

新聞界がネットに舵を切ったのは間違いない。
新聞もデジタルで読む時代に入ったようです。IT化に慎重な姿勢をとってきた中日新聞。遅まきながらでしょうか(私は慌てなくても良いと思っているのですが)、インターネットサービス「中日プラス」を6/12からスタートしました。
定期購読者と同居家族も無料でたくさんのサービスが受けられます。サービスの充実と比例してくるのでしょうが、「もう一つの中日新聞」としてどの程度の登録会員が集まるのか?興味のあるところです。私は早速にプレミアム会員(月額315円)に登録しました。
先発の朝日新聞。6/9朝刊に「朝日新聞デジタル」申し込みを促進する広告が。
二ヶ月間の無料キャンペーン。新聞とセットの場合は+1000円。デジタルのみは3,800円。力が入ってます。
更に先行した日経新聞は6/10付朝刊でweb版の特徴を生かし、電子版読者の注目記事情報を掲載。読者層によっての購読記事の傾向を分析しています。(たいして意味のある分析でもない。むしろ、会員としては自分が読んだ記事を捕捉されている方が気持ちが悪い)料金は月額5,383円(朝夕セットの場合)。電子版は月極め4000円と朝日と肩を並べる。
毎日新聞は、いち早く、YahooやGoogleに記事を無償提供。ネット社会に先んじたが。その後に始まった電子版に勢いがあるとは思えない。が新聞界がネットに舵を切ったのは間違いない。
でも、日経は経済情報の性格上、電子化が必要だと思うが。高額過ぎるのがネック。登録会員が10万人に到達したと、煽るが。眉唾モノだと思っています。
朝・毎・読とも頑張って、電子化に努力を重ねているが、購読者を減らすまいとの思いが、価格体系といい中途半端なデジタル化で終わっている気がします。しかし、中日は、他紙と違い購読者なら無料で日常生活をエンジョイできる情報も載せるという。
そこが、もう一つの新聞を提供しようとする新たな試みが「プラス」のネーミングに込められていると思う。今後の成り行きを注目したい。Goto

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