掃除魔

ドイツとギリシャの差は・・・・
道端にタバコの吸殻が落ちていたら、あなたはどうしますか?私は、照れ臭いのですが。目に付けば、極力拾って、側溝に投げ込むようにしています。(側溝はゴミ箱ではありませんが)
朝のウォーキング。七つ道具で最も重要なモノは、ゴミ袋です。(他は、帽子、ハンドタオル、手袋、サングラス、携帯電話、小銭)ペットボトルが投げ捨ててありますと、ゴミ袋を開いて、その日はゴミ収集付き、ウォーキングにします。
と申せば、如何にも道徳的だと思われがちですが。ウォーキング始めて、7月で2年。コースが定まり、公共施設(メモリアルセンター)を利用させてもらうので、その周辺を少しでも綺麗に使おうとと決めて、1年ほど。そんな程度の話です。(毎日ではありません)
その影響でしょう。事務所を移転して二週間。各フロアーの公共的スペースの掃除係りを決めました。築20年間以上の旧い建物です。リニューアルしたからといって、ちょっとやそっとの掃除で、ピカピカにはなりませんが。
日常的に掃除を心掛け、大切に使う心があれば、中古品でも心地よい空間が生まれます。
で、私の担当は、自分の部屋のあるフロアの男性トイレ。旧に比べますと、3倍の広さになりましたので掃除もやりがいがあります。創業時の事務所は、全体で20坪ほど、男女兼用の半畳ほどのトイレが付いてました。(それが私のトイレ掃除の原点です)
読売新聞の日曜日に「一筆 経上」という経済部の記者がリレーするコーナーがあります。
とても丁寧に書かれ、毎回楽しんでいます。6/10付けは、世界一綺麗好きな国、ドイツ人の掃除魔ぶりを紹介。放漫財政を放置し続け財政危機に直面するギリシャに「掃除しないなら、もう面倒は見ない」と最後通告するメルケン首相の潔癖なドイツ人姿勢を伝えてます。
世の中はギリシャのように、路上にゴミを平気捨てる人もいれば、そのゴミをセッセと拾うドイツもあります。それらが、ない交ぜになって、社会が構成されています。どちらが良いのか?わかりませんが。
ただ明確なことは、世界的な不況が続く時代にあっても、ドイツは経済大国であり国民は豊かです。ギリシャは国家存亡の危機にあり、角突き合わせ、いがみ合ってます。どちらを選択するかはその国の国民が選べば良いのですが、私はドイツでありたいと思っています。
少なくとも、職場にゴミが放置され、それを誰も拾おうとしない、そんな会社はギリシャになるのは火を見るより明らかです。そうならないために、私はドイツ人に負けない掃除魔でありたい。だから、今日もセッセとゴミ拾いです。Goto

コメント

  1. Goto より:

    そうなんです。日本人の美意識とか清潔感が薄くなったと思います。問題は、では、どうするのか?だと思います。私は、古き良き時代の日本をわずかでも記憶する我々大人が、率先して、ゴミを拾うしかないと思っています。Goto

  2. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    ドイツ人の6割が、身体を鍛えているんですね。
    人口42万人の岐阜で、何人が、自分の身体を鍛えているんでしょうか?少なくとも、私の住む岐阜市北部で、毎日ラジオ体操が行われているわけでも。総合運動場を使う人がいるわけでもない。高齢者で日常的に、スポーツとまではいわないが、運動してる人が何人いるのか?行政調査が必要です。でないと、高齢者医療費が加算で国が滅ぶと思うんですが。Goto

  3. ナガラ より:

    以前、日本に帰化したドイツ人で岐阜大学の講師もしたことのある佐野えんねさんが、その著書『にほんに住むと日本のくらし』の中で、こんなことを云っていました。
    日本人がドイツ人の倹約を褒めるのは、日本人に相似の気持ちが存在するからです。
    しかし日本人の倹約・モッタイナイには、それ以上の美的感覚や清潔感が働いているので、ドイツ流よりも素晴らしいと思う…。
    残念ながら彼女が評価したのは、戦争前の古い日本だったようです。
    ギリシャ・スペイン・イタリアと同様に、赤字財政に麻痺した我が国のラテン系体質が心配ですね。

  4. トッテイ より:

    初めての投稿になります。
    ドイツはスポーツ大国であり、国民の約6割ほどがスポーツジムなど生涯を通してスポーツに関わりあっています。スポーツすることで健康になり、経済大国や国民の豊かさに繋がっているのではと私は考えます。