ボンドとゴルゴ

青春の熱き血潮がたぎるかもしれない。
ダニエル・クレイグの「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」はなかなかだった。ピアース・ブロスナンの「ダイ・アナザー・デイ」も面白かった。でもティモシー・ダルトンは知らない。「美しき獲物たち」「ムーンレイカー」のロジャームーアは観た。勿論、ショーン・コネリーの「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」には熱くなったモノだ。
ハードボイルドの英国スパイ映画。ジェームズ・ボンドの007シリーズが、50年ですって。思い出すね。ボンドガール。浜美枝さんも・・・だったねぇ。攻撃装置の付いたファッシナブルな車、あまり車に興味がないが興奮したね。趣向を凝らした武器、取り分け銃は男の闘争心をくすぐるね。
それに、悪役も恰好いいね。それから、何よりも音楽。テーマ曲と主題歌が耳に残るよ。英国では王室に匹敵するのが、同じ50年前の1962年に始めてレコードディングしたビートルズと、そして007ジェームズ・ボンドだって。分かる気がする。
そういえば、ロンドン五輪も女王とボンドが、メーン会場に落下さんで飛び降りたね。
東西冷戦も収束したのに、スパイ映画が半世紀もシリーズで続くって凄い。「時代に順応して、変化を取り入れることが可能なキャラクターだったから」(読売新聞・文化欄)との総括には納得
で、スパイじゃないが。時代に順応してるかどうかはわからないが。時代を背景にはしてると思うんだが。デューク東郷だって、凄くないかい。(写真参照)この劇画「ゴルゴ13」は1968年に小学館の漫画週刊誌に連載。来年で45年なるんだって。そういえば学生の頃、喫茶店でゴルゴ13に夢中だった。
ということは、ジェームズ・ボンドとデューク東郷が、ずーと我々団塊世代の周りをうろついていたってことになると思うと、感慨深いモノがあるなぁー。
12/1から007の新作「スカイフォール」が封切られるそう・・。何処かで暇を見つけ観に行こうかな。それと「ゴルゴ13」の第527話が掲載の「ビッグ・コミック」も新聞で宣伝してることだし・・・。漫画本なんて買ったことないが?青春の熱き血潮がたぎるかも・・Goto
  
11/8毎日新聞

11月25日号 ビッグコミック

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