May DayとLabour Day・・・5月1日に思う・・・
今日は我が社の創立記念日です。1978年5月1日に創業・・・38年になります。私は創業者ではありませんが。一営業マンとして、広告仕事に携わるようになりました。それまでは、日本社会党(霧散しましたが)の岐阜県本部の書記として「岐阜総支部」と「教宣」(政党の宣伝活動)を担当していました。
担当と言いても、書記は全員で5人ほど、社会新報という機関紙の配達から、党支部の管理(たいして党員はいませんでしたが)、労働組合との連帯、市民運動の支援、労働争議の仲裁、所属地方議員の秘書的役割など、政党運営に関する一切の仕事をする傍ら、教宣の担当でした。
当時は、アジビラでも党内文章でも全て、原紙に鉄筆で書いて、謄写版で必要枚数印刷する。私は今でも、ガリガリと鉄筆で独特の文字を書くことができます。そんな時代。幾つかの欠くべからざる行事がありました。中でも、5月1日のメーデーは最大の催し。
岐阜市内でも数千名の労働者が集まり、市内をデモ行進したものです。政党の書記は、街宣車を出し、集まった労働者を激励する役割を担ったものです。デモの後は、労働組合対抗のソフトボール大会や、組合ごとのバーベキュー会などが、長良川の河川敷を利用して行われ・・・
メーデーは労働組合の青年部にとっては、それはそれは、一大イベントでした。私は我が社の創立を機に書記局を辞め、アドマンに転向しましたが、大学の卒論が政治広告、政党での主な担当が教宣でしたので、商業広告ではありませんが、広報とか教宣物で広告の重要性についてはそれなりに理解していました。
なぜ、我が社の創立が5月1日だったのか。メーデーとは関係ありませんでしたが。私の中では、明日に向かって輝く夏の訪れを祝う「May Day」(5月際)と働くものがその権利を勝ち取るために団結しようとする「Labour Day」(労使協調の日)が重なり、とても素晴らしい日を創立記念日にしたと思っています。
昨今のメーデーのあり方を批判するつもりはありませんが。4/29に式典をやるようでは?働く価値や意義を見つめ直す意味でも、労使が協調して未来に向かう覚悟の意味でも、関係者はもう少し、メーデーを盛り上げる工夫を凝らしても良いのではと思う。私にはアイデアがありますが・・・Goto
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