二度読み

新聞は民主主義のインフラの役割を果たしている。
池上彰さんって、なんて物知りなんだろう。どうやって情報を仕入れているのだろう。その博識ぶりと、洞察力の深さと物事を見る目の公正さにいつも驚愕しているのですが。新聞命の私としては、新聞の役割と価値がそのベースを支えていると知って嬉しくなりました。
毎朝全国紙と地方紙合わせ計8紙をざっと目を通す。時間は20分程度。前日の出来事と各紙がどんな視点で記事を載せているかを確認する。毎晩、1時間程かけ、気になった朝刊の記事を読み直し、重要な記事はスクラップする。世の中の変化を知るためには、視点の軸になる情報源が欠かせないと・・・新聞の二度読みと毎日続けることで、情報収集を徹底しているそうな。
新聞の良さは、政治、経済、国債など分野ごとに紙面の一覧性があること。各紙を読み比べることに寄って同じニュースでも異なった扱い方で記事が書かれていると、新たな気づきができる。ネットの普及で新聞の読者数が減少しているが、米国では地方新聞が次々に倒産・・
議会や行政の問題点を指摘する記者がいなくなり、汚職が増えてしまったという指摘もある。選挙の投票率も下がってしまった。新聞は、民主主義のインフラの役割をになっていることを新聞がなくなって初めて気づいている。と新聞の存在意義も新聞から学んでいる。
ネットの時代。新聞よりもネットで検索した方が、知りたい情報が入手できると考えるのも理解できるが。スマホやタブレットがあれば、新聞の電子版を見ることができる。池上彰さんのようにはなれないかも知れないが。新聞の役割と価値を理解すれば、新聞を読まなければ・・・
生き馬の目を抜くような現代社会をよく理解して、上手く生きて行くことのができないのではないか。いや、上手く生きて行かなくても、満足した人生を送れないのではないかと思う。池上彰さんの博識と洞察力の深さは新聞の朝夕二度読みにあると学びました。Goto

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