接触頻度

テレビ・長時間視聴の高齢者は60%以上ですって・・・・
1985年の調査開始以降初めて、テレビの「短時間視聴」(ほとんど見ないから2時間まで見る)の割合が増加傾向になったと、NHK放送文化研究所が発表した。(調査は2・3月、全国で16歳以上男女・3600人を対象に実施)
テレビ離れが進んでいるという話だが。同時に調査されたメディア別の接触頻度では、毎日テレビに接触する人の割合は5年前に比べ79%で5%減。新聞に至っては58%で10%減。一方インターネットは38%で11%増、録画したテレビ番組の視聴は16%で8%増だそうです。
この接触頻度、5年前には85%の人が毎日テレビの前に座っていたことになります。これって凄い数字じゃないでしょうか。テレビが茶の間の盟主である証左ですね。問題はどんな番組を見ているかではないでしょうか。ゴールデンタイムのバラエティーが減り、ニュースや報道番組は目減りしていないとすれば、健全な減少ではないでしょうか。
しかし、新聞の接触頻度が10%も減少したとなると、由々しき問題だと思いますが。同時に、テレビの減少番組もニュースや報道番組だということになる気がします。新聞・テレビとも接触時間が減少し、インターネットは増えている。その分析、如何にも時流に合ってはいますが、同列に扱うには無理があるのではないでしょうか。
なぜなら、インターネットやデジタル端末はマスメディアではないからです。自分の意思で情報を取りに行くのがネットです。テレビや新聞は、一方的に与えられるものです。また、デジタル端末でテレビを見ている人も結構いるようで(スポーツなど)・・・
メディア別の接触頻度を時間で計り・・・テレビ離れが進み、新聞を読まない人が増えたとは一概には言えないのでは。この調査で、私が危惧するのは、年代別で70歳以上の約6割が4時間以上の「長時間」視聴です。ポカンと口を開けて、ニタニタしながら、4時間も5時間もテレビの前に高齢者が座っているとなると・・・薄らい寒い気がするのは私だけでしょうか。Goto

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