「地域」学部

地方創生の鍵は、人材育成とふるさと納税への知恵
参院選の焦点にこそならなかったが・・・
「地方の再生なくして日本の再生なし」・・地方創生が喫緊の課題に変わりなし。
国勢調査では「39道府県」が人口減。
東京一極集中の是正と地方への税財源の移譲は不可欠です。
とは申せ・・衰退する地方を再生するのは・・簡単な話ではない。
やれることからやるしかない・・その一例が、
14年度で「ふるさと納税」14億6千万円の寄付を集め日本一に輝いた・・
平戸市の取り組み・・・
「通常予算では賄えなかった」教育現場へのタブレット端末支給・・
約6650万円を捻出、166台を購入、小学校6年生の授業に生かされている。
「ふるさと納税」は地方創生の手取り早い手段です。
そのためには。如何に魅力的な返礼品を提供できるかに・・
そこに知恵を絞れば・・寄付が集まり・・
税収の足しになり、行政が新たな施策を講じることができます。
この制度は同時に「今その地域で存在する商品」が売れることになり・・
即地域の活性化にも繋がる・・・問題は誰が魅力的な返礼品に知恵を絞るかです。
私は自治体の職員がその先頭に立つべきだと、訴えているが・・
律令国家の名残・・・官がそんなことまでもと、古い体質を引きずり・・
有能な若い官吏のやる気を削いでいるのが現状です。(地方創生が進まない元凶でもある)
危機感のなさに起因するのだが・・・
即効性はないのですが、長い目で見れば・・
「地方創生」を担う若い人材が必要になってくる。
この春から、全国の国立大学5校で、「地域・地方創生」の関連学部が創設された。
これは期待できそうです。
宮崎大学では入学者の8割が宮崎出身。
「宮崎県も人口減が大きな課題。地域活性化を担う人材の育成は大学の責務」と
学部長の覚悟や良しである。地方創生に何をなすべきか、しっかり学んで、
地域に貢献してもらいたい。
我らが岐阜大学には以前から・・・地域科学部があり・・
地域の活性化に積極的に取り組んでいる。
そのおかげで、岐阜の創生が進んでいると言いたいのだが・・・
教授の中に、地域と共にとか、地域貢献の意識が・・薄い人が多い気がします。
文科省は「地域の知の拠点である大学の責任は重い」と
地域課題に踏み込む大学には「COC事業(地拠点整備事業)として・・
大学の地域貢献を促す補助金制度を導入している・・・
「地域学部」には、ふるさと納税の返礼品に知恵を出す。そんなところからでも良い・・・
地方創生を担う人材をしっかりと養成して欲しい。それも早く・・・・。Goto

コメント

  1. Goto より:

    先生は相変わらず手厳しいですね。岐阜大学地域科学部の肩を持つつもりはありまませんが、何人かの教授は地域に密着して、街の活性化に尽力されています。
    Goto

  2. 藤掛 より:

    岐阜大学に地域科学部ができて、もう20年になります。
    その間、地域創生のために何をしましたか?
    教授陣にそんなこと考えている人は、ほとんどいないように思います。
    そんなもの当てにしていては、地域に貢献する人材育成など絵に描いた餅です。
    それより、私の高校生グローバル人材育成案の方が、よほど効果があります。
    先見の明のある首長や財界人がいないものですかねえ。