節約と工夫には限界がある。自治体で費用負担を・・・
長嶋茂雄さんが逝った。ご冥福をお祈りする。
私はそれ以上はブログに彼を綴りたくない。
団塊世代・青春のどこかを切り取れば、野球が出てくる。長嶋が。
同時にプロ野球で新聞を拡張した読売新聞も・・・なんちゃない。
青春の思い出といえば、修学旅行ではないか。
「2度と帰らぬ思いでのせて・・・
クラス友達 肩よせあえば
ベルが鳴る鳴るプラットフォーム
ラララ・・・
汽車は行く 汽車は行く
はるばると はるばると・・・・」
小学校での京都・奈良。中学校での東京。高校での広島。
喜寿になろうとしているのに、同級生たちの顔と尋ねた先々が一コマ、
一コマが思い出される。忘れ得ぬ思い出だ。
旅費と宿泊費の高騰で、修学旅行が困難になっているそうだ。
えっと驚く。公立中学校・2647校のうち15%が25年度の修学旅行契約で
「旅行会社の選定に困難があった」とアンケートに答えている。
採算が合わないので、旅行会社が見積もりを出さないってことだ。
「学校の予算と現実の費用が乖離、企業努力では埋められない」というのが旅行業界の声だ。「学校から見積もりを求められても『予算内に収められない』と辞退する」以前はスケールメリットでやりくりできたのが、ビジネス需要やインバウンド、ネット販売の浸透で宿泊施設は直前でも高値で埋まる。実施の1〜2年前に大口予約を受けると、高く売れる分まで埋めてしまうことになると。
まぁ・・・コロナ禍で旅行客が激減。泣いて援助を求めていた、
宿泊施設も喉元過ぎればなんとやら・・・だとは思うが。
背に腹はかえられないのもわかる。
ではどうするのか。
簡単です。修学旅行が学生生活で如何に重要な行事かが、
わからない教育関係者はいない。だとすればだ。
修学旅行を廃止しないとするなら。持続可能な方法を考える。
東京都の葛飾区や墨田区などは今年から区立の修学旅行を無償化し、
保護者の負担をゼロにした。高齢者福祉の予算をチョッと削るだけで、
子供たちが学生生活での重要な思い出となり、人間形成に役立つ行事として修学旅行が実施できるなら自治体の長が覚悟せよ。そうすれば国が動くから。
で、二つ。一つは文科省よ。お前が頑張れ。
もう一つ、修学旅行でなくても良いのだが、
学生の旅行に、広島か長崎の原爆資料館に行くこと。
平和を願う国民の必須にすべきだ。そうすれば、費用などなんとでもなる。
この国って、本当に真剣に子どものことを考えているのか。
修学旅行事情に寒さを感じる。Goto
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