チョコ市場5000億円

健康効果の国内品チョコ。高級嗜好品の海外品チョコ・・・
今日から2月です。1日は立春大吉・・・縁起が良い、春の訪れです。
いや・・・そんな古くさい・・何が大吉、何が縁起だ、そんな声も聞こえます。
若い人にとって・・2月と言えば・・そりゃバレンタインディーですかねぇ。
先月、新聞各紙に掲載された広告。
私なりに目に付いたのは、チョコレートの広告です。
因みに「チョコ市場」は拡大の一途を辿り・・15年の小売額は5000億円を突破。
前年を3.7%上回り、その勢いが止まらないとのこと(全日本菓子協会調べ)
売れる月は2月の比重が高いでしょうが、他の月にも売れていないと、
そこまでの伸びはないでしょう。なぜ、チョコレートなのか。
私もビックリですが、高級チョコファンが増えているそうです。
何でも5個入りの「ショコラ」(高級なチョコはそう呼ぶそうです)が
1万円なんて商品ザラにあるとか・・明治の板チョコ(88円)で育ったおっさんには・・
どこがどう違うのか。チョコを嗜好品と理解できないのですが。
それと、健康に繋がると訴える「チョコ」の売上が好調だそうです。
機能性チョコ・・ロッテの乳酸菌入り「スィーツデイズ乳酸菌ショコラ」
脂肪や糖の吸収を抑えたチョコ初の機能性表示商品グリコの「リベラ」
カカオ分を増やした明治の「THEチョコレート」などが・・(日経1/24)
バレンタインデーがチョコブームの引き金となり・・・
菓子メーカーの研究努力が実っての好調な推移ですが・・
高級品は海外品、廉価品は国内メーカーの構図は、変わっていないとのこと。
ワインがそうです。国産のワインも随分と味も品質も良くなりましたが、
海外品には及ばないと関係者は地団駄踏んでいます。
チョコレートの歴史も長くなりました。
メイド イン ジャパンのチョコも捨てたものではありません。
欧米に負けない味、品質です。
ブランドに惑わされず・・日本メーカーのチョコをと、バレンタインデーに願うのは・・
トランプ大統領の保護貿易主義に反発・・我々も国産をと言うのに等しいですが・・
明治の新商品・・味はなかなかでした。
もう、バレンタインデーのチョコに全く縁もなく願うのは・・・立春大吉です。Goto
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コメント

  1. Goto より:

    昔、そうです。40年以上前。岐阜で名物の串カツ店がありました。名岐亭と言います。看板は「高くてまずい串かつ・名岐亭」と書かれていました。真逆のキャッチフレーズが大受け。大繁盛していました。なぜ、廃業したかはわかりませんが、多分、看板通りにまずくなったのかな。
    広告には知恵が入ります。
    Goto

  2. レモンハート より:

    こんばんは。コメントを読んでチョコの世界は面白い。なるほど売れるにはワケがあると。そう感じました。ふと、自分の店の広告はと…..。うちの店だけでなく飲食店は皆、常套句の組み合わせだけ。チョコと比べると10年、いや20年古い広告だと。情けなくなりました。「美味しい」「安い」「コスパ」「落ち着ける」「隠れ家」「雰囲気がいい」「ワイワイ」。。。。こんな具体性に欠けた言葉の羅列ばかり。脱常套宣言をしなければいけませんね!そのための自店の魅力を確認する。なければ新しい企画を立てる必要がある。もうすぐ、おりべくらぶの原稿の締め切り。できる限り常套句なし、ベネフィットの広告を。ちょいと考えてみます。アイデアのヒントをいただきました。ありがとうございましたー!