学校健診の徹底を。

コロナ禍の後遺症には徹底した手当を・・・
私は歯がガタガタです。いつの頃だったか、友人の歯科医が8020運動って知ってるかと。
80歳で自分の歯を20本残そうという歯科医師会が始めた活動です。
それを聞いた時には、34本の全歯のうち、半分がやられ、差し歯にブロック歯に
インプラントまで・・・
手遅れですが・・・8020運動の話を聞いてからは・・・
朝夕の歯磨きを欠かさず、何とか現状を維持しています。
歯が悪くなりますと、噛む回数も減り、胃に負担が掛かるようになって、
消化も悪くなります。もちろん、食べるものも美味しくなくなり、
全てが悪循環です。なぜ、子どもの頃から歯を大切にしなかったのかと・・・
長引いたコロナ禍。色んな弊害がでていますが・・
学校では、六つの健診と称して、歯科・眼科・視力・耳鼻科・聴力・内科をします。
とても大切な健康診断です。岐阜県では毎年春に実施する学校が多いのですが・・
昨年はコロナ禍で休校となり「定期検診」が10月にズレ混んだり、中止になったり・・
健診が疎かになっているようです。
それだけではありません・・・
健診を実施した学校でも・・「歯科診療が必要」・・つまり虫歯があるので・・とされても、
歯医者で受診していない生徒は小学校で42%、中学校67%、高校では80%に上ります。
未診療の理由は「保護者の理解不足」「コロナの感染拡大による診療控え」が
大半を占めています。
他にも視力健診でも小学校40%、中学校52%、高校65%が未受診・・
歯科で約1万8600人、視力で約2万2700人に上ります。
今、コロナ禍は落ち着いています。多少強引にでも、健康診断はしっかりと
やるべきです。健診した学校でも受診が必要とされた生徒には受診するよう促すべきです。
岐阜県の保険医協会は・・・
「健康の土台をつくる若い年齢での支援が大事」
「必要な受診を促すために、学校や医療関係者、県・自治体は連携すべきだ」と
警鐘を鳴らしています。岐阜県だけ例外ではありません・・・
全国、コロナ禍の後遺症として全国どこも同じ情況です。
子どもを大切にする政治が叫ばれています。
政府が、声を挙げれば、文科省も厚労省も縦割りの弊害を乗り越えて、
学校の健診が強化されます・・・未来のために。今こそ学校健診後の受診までの徹底を。
多くの子供たちが将来、ガタガタの歯で苦しまなくても良いように・・・Goto

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