お父さんありがとう

黄色い薔薇かひまわりを贈るんですってねぇ・・・

母の日もそうでした。父の日も良い広告を掲載しますねぇ。
6/14・朝日新聞に掲載された・・・ユニクロのちょっぴり心が温かくなる
見開き広告です。(写真参照)

実はこの広告、見開きですが・・・
あ、お父さんの顔
赤くなってる。・・・とコピーの付いた右側と、プレゼントを差し出す
ちびまる子ちゃんのページとは実は一体になっていません。
右側が6ページで、左側は25ページです。

普通の紙面ですと、30ページ立てですから見開きのページは14・15ページです
つまり6ページの対向面は7ページ。通常は経済・総合面です。
ですから・・・右側の紙面(6ページ)最下段に・・
「なんで?左の新聞を取り除いてみよう」と書き込まれています。

左側のコピー。
お父さんは、言えないんです。

父の日を
楽しみにしてるなんて。

照れなのか、プライドなのか
気にしていないようなフリしています。

家族に対してもおんなじ、
大事だよとか、大好きだよなんて、
なかなか言葉にはできない。

でもきっとちゃんと想っている。
だから毎日、
頑張ってくれてるんだと思います。

さぁ、父の日です。
いつもお疲れさまを伝えませんか。

お父さんはきっと
ちょっと顔を染めながら
照れくさそうに微笑むはずです。

お父さんに
ありがとうを贈ろう・・・

心温まる内容ですね。でもです。なんとも昭和じゃないですか。
サザエさんのように時代設定がよくわかりませんね。
お父さんの年齢と女の子の歳がチグハグです。

この絵柄ならば・・おじいちゃんありがとうですね。
多分ですが、広告代理店がちびまるちゃんの制作会社に依頼したからでしょう。
母の日も同じコンセプトで、お母さんがプレゼントを期待してない・・と。

その時もそうでしたが・・・数面をめくって意図がわかる紙面でした。
6面と25面をダブルで使用するのは大胆な紙面使いです。
なぜ、この広告が掲載されるのは朝日だけなのか、
明日が父の日だから・・それまでに出稿されるのか、わかりませんが。

もしも朝日だけだとすると、朝日の誌面づくりも随分と柔軟になったものです。
「新聞を取り除け」広告の全容がわかるからって・・・表現するって
編集局からすれば、屈辱的ですからね。えっ・・・そんなことは思わないって。
そうか。考え過ぎかも知れませんね。

父の日は・・・母の日と同様、米国由来です。
普通は赤い薔薇を贈ります。亡くなっている場合は白い薔薇を供えます。
母の日のカーネーションと同じ色ですで、でも日本では黄色い薔薇や
ひまわりを贈るそうです。

1981年スタートした日本ファーザーズ・デイ委員会が「イエローリボンキャンペーン」で運動を盛り上げていることによります。
黄色い薔薇の花言葉は「献身」と「嫉妬」だそうです。
他には「愛する人の無事を願う」そんな意味も込められているとか。

お父さん・・・もっと献身的に働きなさい。
周りを嫉妬している場合じゃない。そんな叱咤激励も詰まっているのかも。
日本では母の日は強調されていますが、父の日ってなかった気がします。

母の日と父の日を分ける必要ってあるのかなぁ?
両親を敬う日・・・ってすればと思うのですが・・・
それでは思想教育ってことになるかな?

じゃあ・・贈ってもらうなら。やっぱりユニクロのステテコがいいかな。
えっ・・・誰もプレゼントする気などないって・・・あわわわ・・Goto

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