あまりにも、スピード感がないですね。
世界同時不況に直面した金融危機。その対応に世界主要国、新興国20ヶ国の首脳が発した金融サミット宣言。これ以上の緊急策は考えられない。大いに期待すると11月18日付のブログに書いた。
なるほど、世界のリーダーは凄い。内需拡大打つ手が早い。
英国では、消費税を2,5%引き下げると。(速く泳げる水着まで開発する英国、さすが世界を唸らせる)
アメリカでも、個人向けの信用収縮を和らげる目的で80兆円の金融対策を追加すると。(レームダックの大統領でもやることはきっちり。)
フランスでは、大統領府に次世代の資本主義の有様を考える「有識者会議」を設置したと。緊急対策を講じながらも、スケールの大きな視点で。(何となく浮いた噂が目に付いたが、さすがフランス大統領)
日本の地方議会、12月の定例会に、中小企業の緊急支援措置や生活支援対策の補正予算を組み、法人県民税、事業税が落ち込む中。苦心の財政運営に拍車を掛ける。
岐阜県議会も中小企業の倒産増加に危機感を強め、融資制度の充実をはじめ、618業種の信用保証率を引き下げたり、経営合理化資金(地球環境の保全、改善)を創設するなど、きめ細かな支援体制を提案する。
大不況が吹き荒れる中、地方も、地域事情を鑑みて緊急の対策にスピードが上がる。
民間でも、スーパーなどが、生活応援を旗印に、食品や日用雑貨の値下げが続いている。(あの原油高による食品メーカーの相次ぐ物価値上げはなんだったのか?それ以下になっているのか。疑問だが)
外食産業も販売不振に歯止めがかからぬため、価格見直しを急ぎ、歯を食い縛り必至に頑張っている。(日本民族の底力が発揮されるのはこれからだと、思う)
先進各国の素早い対応。自治体の活発化した支援。民間の血の滲む努力。
それに比べ・・・・・政府。も〜「なんもいえねい・・・」(スピード社の水着を付けて五輪、優勝の北島選手の一言)と天を仰ぐしかない。
金融サミットに日本の首相も財務、金融担当大臣も参加していたと記憶するが?
その後、内需拡大に如何なる手を打ったのか?国民にアピールしたのか?
私の記憶が間違っていなければ、第一次補正案を作ったのは、福田前首相の時だったはず。
一次では、金融危機に対応できない。だから第二次補正が必要とおっしゃたのは現首相。
そして、金融サミットに乗り込んだはず。今月の話です。
その二次補正の国会提案は来年に先送りだと。(これでは鬼が笑う。)
まったく、スピード感がないですね。これでは、国民の信頼どころか。世界からも首を傾げられてますね。 も〜。なんもいえね〜。 Goto
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