来年は宮本輝さんも選者辞退かな。
忙しくて、仕方が無いが、都知事殿と都民のために、侮辱した芥川賞作家、田中何某のえーんと、えーんと。泥の河を読んでやった。ごめんなさい。間違えました。宮本輝さんの作品じゃありません。「共食い」を。
私が文藝春秋を定期購読するの唯一(昨今)の楽しみは、年二回。発表される芥川賞の、有名な、いや、自尊心の塊のような著名作家が、受賞作品を如何に選評するかを読みたいからです。
共食いについて、一言。これは、まるで宮本輝さんの泥の河の焼き写し。ご本人が、選評で、そのように、いわれないのは、宮本さんの作風にも現れる優しさからなんでしょう。焼き写しと表現するにも至らない駄作ですが。それこそ、昨今、5回も応募すれば、芥川賞ぐらいは誰でもって感じです。
もう一作。道化師の蝶は、川上弘美さんの選評でのはしゃぎよう。自分の大学生活を自慢してどうするんですか?嫌なタイプの女性ですね。大方の読者が、理解できないのをあえて選ぶ、彼女の自尊心の高さに敬意です。
高樹のぶ子さんや小川洋子さんの選評。作品を選じているっていうよりも、自己満足の言葉遊びを楽しんでるって感じです。とても、我らが芥川龍之介を冠した賞を選じる器か?疑問です。
で、私の選評の選評ですが、誰が、5作品を遡上のせたかです。勿論、出版社の編集者だと思うのですが。彼らが選んだものが賞で良いのではないでしょうか。流行作家ぶった人達が、さも、偉そうに、権威的に選ぶ必要などないのではと思います。
そに意味では、黒井千次氏や石原慎太郎氏が、選者でいることがバカバカしい。取り分け、石原氏がどんな積りで、再度の投票でも過半数に至らなかった道化師の蝶が、半ば強引に当選作とされたのには理解不能と述べ。さらば芥川賞と、惜別の言葉を残し、選者から去るのは、さすがだと言わねばならない。
多分ですが、来年は宮本輝さんも後進に道を譲ると、選者を辞退されるのでは。
芥川賞が、近い将来、女性のみの選者によって選ばれれる賞にならぬことを願うばかりです。Goto
コメント
コメントありがとうございます。
宮本輝さんって、優しいですね。
選評読んで、改めて人柄を感じました。
芥川賞の選者が、一瞥を述べて、去るのが通例です。それは、それで良いのですが。
本屋大賞、本屋の店員が選ぶのは、やはり納得の作品ばかりです。それに、比べ?
だとすれば、出版社の編集者に打算抜きで、選ばせれば面白いのに。と、思います。
Goto
こんにちは。
芥川賞。
戦前生まれの方が選考委員をやめていく。
なんだか淋しいですね。
震災の後だからこそ、
芸術作品じゃなく、
生きる糧や自分の人生を振り返る作品が読みたい。そう思います。
それにくらべ、最近の直木賞は実力者ぞろい。
作品は、勇気を貰えるものが多いですね^^