父は働き者で、愚痴一つ聞いたことがない。何歳になっても前向き・・
こんな幸福論があります。ご存知ですか?
一日・幸せでいたいなぁ・と思ったら床屋に行ってさっぱりしなさい。
三ヶ月幸せでいたいと思ったら、車を変えなさい。新鮮な気分になる。
一年幸せでいたいと思ったら、家を変わりなさい。新しい四季に出会う。
一生幸せでいたいと思ったら、正直に生きなさい。笑顔でいられるから。
私は、誰が言い出したか知らないが、この幸福論が大好きです。
朝日新聞、月に一回かな。全国各地のちょっと良い話題や企画を届ける・・
(提携しているローカル紙からの、心が和むちょっといい話しを掲載)
ASAHI・Local Journalがある。8月だからかなぁ。沖縄の嘉手納基地の
近くで理容店を営む89歳の店主の話が・・・目に止まった・・
仕事とは何か。生きるとは?をその人生が教えてくれる。
店主の娘さん「父は本当に働き者で、愚痴一つ聞いたことがない。
何歳になっても前向きで、人生100歳時代のお手本です」と微笑む。
店主は中学卒業後、家族を支えるため、理容師の道に。
町内にあった「理容館」で3年間修業。1955年20歳で独立。
嘉手納町に店を構えた。日中はハサミを握り、夜は洋酒店や氷屋を
切り盛り。三人の弟を大学まで進学させた。
「自分は学びたくても通えんかった。でも、弟たちには遠慮せず学んでほしかった」と当時を振り返る。08年には立ち退きで水釜に移転。現在は完全予約制で1日数人に限定。じっくりと丁寧に対応する。開店当初から通う同級生は「昔と変わらない腕で、いつも丁寧に仕上げてくれる。ここに来るのが楽しみ」と。
最近は仕事以外も活動的。週2回カラオケレッスンに通い。
毎朝のラジオ体操を欠かさない。沖縄の文化や歴史を学ぶ市民講座にも参加。
今年1月には念願の書道も始めたとか。「習うのに遅すぎることはないさ」と常に向上心を持って新しいことに挑戦し続けている・・・と記事は語る。
90歳の男性、先の終戦が10歳の時。戦争の記憶は残っているだろう。
記事は「沖縄タイムス」からの引用です。彼の生き方は我々に何を残し、
何を教えてくれているのだろうか?
8月だからだろうが、朝日新聞のLocal Journalに掲載された、
90歳の理容師に、真面目に生きる。人のためにやれることをやる。
チャレンジ精神(向上心)を失わない。人間とは何か。深く考えさせてくれる。
暗い悲しい、重いニュースを掲載するのが新聞だと思っているが。
娘さんの「父は働き者で、愚痴一つ言わない。人生100年時代のお手本」その言葉に・・・「幸福とは何か」我々は「どう生きるべきか」を静かに教えてくれる。朝日新聞に感謝。Goto
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