春の新聞週間

語呂合わせしている場合でしょうか。代替的なビジョン示して欲しい。
4/6・・・ヨム。だから、4/6は「新聞を読む日」・・・
春の新聞週間が始まりました。週間ですから・・
全国の新聞社が歩調を合わせ、一週間大々的なイベントをやるのかな?
なんて思ったのですが・・・4/6の朝刊に三人の識者の声を掲載し、
「HAPPY NEWS2017」大賞の結果を発表しただけ・・・
他にも何かあるかも知れませんが、6紙の新聞を読む限りでは・・・
新聞の購読者減少が止まらないと言われているのに・・・
もう少し新聞の役割や使命を強調すれば良いのにと思うのですが・・
このところの新聞記事は、森友の財務省改ざんに、
文科省の前次官への圧力問題、そして防衛省のイラク日報隠蔽について、
紙面が大幅に割かれています。
誤解を恐れるので丁寧に申しますが。
国民とは申しませんが、読者は・・・新聞が重要法案そっちのけで、
野党とともに、これらの問題に血道を上げているのをうんざりしているのに
気付いていないのか。それともマスセンティメント(大衆的情緒)を煽り、
安倍政権打倒に走るのが新聞の使命だと勘違いしているのか。
安易な新聞紙面に読者はあんぐりです。
これでは、読者は離れるばかり。
「真相究明」も良いのだが、安倍政権の打ち出す方向に対する代替的なビジョンを示し、
国民が政策論争するネタを提供するのが新聞の役割ではないかと思う。
協会は新聞倫理綱領を制定し実践する自主組織として1946年に創立された。
全国の新聞104、通信4、放送22の計130会員で構成されている。
論調や事業はあくまで各社の自由であり、新聞倫理の向上と
新聞教育の普及、会員共通の利益の擁護目的としている。新聞週間はその一環。
春の新聞週間、新聞の必要性を識者に語らせるのも良い。
HAPPY NEWS大賞も良いが、折角の一週間です。
4/6・「新聞をヨム日」なんて語呂合わせしている場合ではない。
おざなりの新聞週間では新聞に対する理解も、
購読者も増えないと思うのは私ひとりでしょうか?Goto

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