生産年齢人口

未曾有の人手不足です。嘆いてないで、制度を変えてみてはどうですか。
私がそっち側の年齢だから申し上げるわけではないのだが・・・
65歳以上の高齢者は3515万2000人。そのうち75歳以上が
1748万2000人で半数を占めたと総務省が発表した。
同時に働き手となる15歳から64歳の「生産年齢人口」の割合が
ピークの1992年から、10ポイント低下、総人口の60.0%になったとも。
世の中・・・どこもかしこも人手不足・・・
単純過ぎて叱られるかもしれないが・・・
今年、古希を迎える私。そうです。3515万2000人側です。従属人口の側です。
労働力不足が深刻なら、なぜ、生産年齢を70歳に引き上げないのでしょうか。
そうすれば、65歳から70歳まで約800万人の労働力が増えるじゃないですか。
えっ・・・高齢者など、使えない?ですって。
冗談じゃない。誰が64歳までを生産年齢と決めたのですか。
誰が60歳を定年と決めたのですか。いつの時代に決めたのですか?
日本の総人口は1億2670万人。(外国人を含む。前年比22万人減)
いつ誰が決めたのかは、どうも定かではないのですが、
人口統計を司るのは総務省です。先進国と途上国の生産年齢は国連が決め
発表しています。(途上国は59歳まで)それに従っているのでしょうね。
でも、日本は先進国であり、人生100年時代といわれる世界に冠たる長寿国です。
だったら、日本発で、引き上げたらと思うのですが。単純な発想過ぎますかねぇ。
だって、64歳で切っているから、全ての制度もそれに合わせて、
設計されています。70歳にすれば制度も変わります。
働き方改革・・・労働時間の短縮と同一労働同一賃金が柱で、
国会審議が始まっていますが、なぜ、生産年齢を引き上げる議論はないのでしょうか。
まだまだ現役で働けると思っているそっち側のひとりとして、
まだ働ける人材を国連か何かの見解に合わせ切ってしまって・・・
労働生産者不足だと言ってみても・・ピントがあっていない気がします。Goto

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