助かる命


児童虐待防止運動を展開します。


誰を恨む積もりもないのですが、子供は国の宝、
社会全体で守るしかすべはないと思うのですが。
厚労省の専門委員会が取りまとめた「検証報告書」を読むと、
当該「児童相談所」(児相)が、もう少し本気になれば……
幼い命は救われたのではと思うと、胸が痛いです。
今年3月、東京都目黒区の5歳の女児が病院に急搬送され死亡した事件。
体重は5歳児の平均を約7キロ下回る12.2キロしかなく、
頭や体に複数の傷やあざがあった。自宅には「ゆるしてください、おねがいします」
などと綴ったノートも見つかった。養父と母親が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕、起訴された。
経過。(僅か5年の命です。その間に何があったのか、詳細に綴ります)
2016/8月。香川県の自宅。子供の泣き声がすると、近隣の住民が通告。児相が状況を確認。
同年12月、自宅前に長時間放置され、体にあざがあることから児相が一時保護
2017/2月、児相一時保護解除。県警が養父を傷害容疑で書類送検。後に不起訴。
3月、再び自宅前に長時間放置。あざが見つかり2回目の一時保護。
5月、県警が養父を再び傷害容疑で書類送検。不起訴。(不起訴ってなんだ)
(関係機関会議で「施設入所」が検討される)
7月、一時保護解除、児相が養父や母親への指導開始。
8月から9月。病院があざを確認し、児相に2回情報を提供。
(病院は傷やあざがあり、親の同意がなくとも施設へに入所が必要だと意見)
12月、養父が東京都に転居。
2018年、1月4日香川の児相、両親への指導を解除。
同月、23日、母親と東京都へ転居。
31日、香川の児相が東京の児相に虐待の全資料を送付。
2月9日、東京の児相が家庭訪問。女児に会えず。
20日、小学校で入学説明会、母親だけ出席。
21日、香川の病院が東京の児相に虐待の情報を電話で提供。
3月2日、女児、搬送先の病院で死亡。
お読みになって、如何ですか。どう思われますか。
香川の児相の責任でしょうか。それとも東京の……
責任の所在を論じてもせんなきことですが、もう少し誰かが、本気で
守ってあげれば命を救えたと思いませんか。
政治は、この国会で児童虐待防止法を児相も警察ももう一歩踏み込めるよう
一部改正しました。政府も児相の担当者を2000名以上増員できる処置を講じました。
こんな痛ましい虐待事件が二度と起こらないようにせねばなりません。
それには社会全体で児童虐待が起こらないようにせねばなりません。
私は、地域みっちゃく生活情報誌の社会的使命として、まずは、岐阜県で発行する
ハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌(73万6千部発行、県世帯カバー率93%)
の紙面を使って、岐阜県が児童虐待のない県になるまで、
読者のみなさんと一緒の児童虐待を防止する覚悟です。Goto

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