立春大吉

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ・・・
寒いですねぇ。早朝ウォーキングのスタート時間も5時ごろだったのが、
今では6時過ぎに。それでもまだ真っ暗です。東の空が明るくなるのは15分ごろかな。
それでも先月に比べると・・・日に日に早くなるようです。
なかなか、金華山から昇って来ませんが・・
この時期の太陽は凛として神々しいものがあります。
季節は嘘を付きませんね。
寒さが苦手な私です。やはり寒の入りは堪えますが、今日は立春大吉・・
如月です。ちょうど今朝、毎朝参拝する名刹・崇福寺の境内にある・・
一本だけある白梅が一輪だけですが、小さな花を咲かせたのを見つけました。
「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」
百花に先駆けて咲くのが寒梅です。この梅の木が寒梅かどうかは知りませんが・・
幹は苔むしています。樹齢はわかりませんが、古木です。境内に楚々して立つ佇まいは
何と申しましょうか、年輪を感じます。そんなに寒がりなさるなと私に・・・
コロナウイルスごときに・・怯えてどうしますか。
春はもうそこまで、いやここまで来ていますよ。と、一輪の梅が呼び掛けているようです。
梅は寒空から時々覗く太陽の恵みを得て、いち早く花を咲かせます。
そう思うと、私たちは大自然の摂理の下で生かされていると言えます。
こんな話を知りました。
この世に神さまはいるのかと私が問うと、その人(宮司)はいると。どこにいるのか・・・
神社の御神体が神様だと。えっ・・・小さな白い箱の中に御神体・神さまはいると。
箱を開けるとそこには「鏡」が・・・その鏡は特別な鏡で、神さまが映るのだと。
恐る恐る、鏡を覗くとそこには「私」が・・・その人はどうじゃいただろ・・
えっ。私が神様であろう筈がない。オマエが鏡に映った以上はオマエが神様じゃ。
その人は言う「お前は神様じゃから、どんなことがあっても笑顔で生きていけ」と。
御神体に映った人が神様であろう筈はないのですが・・・
大自然の恵みの源は太陽です。太陽を神様だという考え方もあります。
鏡に太陽が当たれば万物を輝かします。寒風にさす一筋の光・・・
2月1日・立春大吉、春遠からず・・・・Goto

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