地方創生に力を入れて欲しいが、バラマキ以上は何も見えない
メディアの勘違いって恐ろしいのですが・・・
石破政権って、7月の参院選まで持ちますかねぇ?
最近の新聞報道を見ていますと、何となくですが・・・2〜3年は続くのでは、
そんな雰囲気ですが・・・
最近の石破首相の演説。「楽しい日本」という言葉が目立ちますが?
「楽しい」ってなんでしょうかねぇ?「強い日本」「豊かな日本」って聞けば
国家の方向とか、企業の頑張りによる主導が浮かぶのですが・・
石破流では「一人ひとりの国民が実現する」のが「楽しい日本」だそうですが?
「地方創生」を強力に推し進め、成功させるのが楽しい日本を実現させる「第一の柱」だそうです。ピンときませんねぇ。
だってですよ。14年・第二次・安倍政権で初代地方創生大臣を務めたのが石破さん。それから10年以上の歳月が流れたが・・・人口減少は止まることを知らず、地方からの人口流出に歯止めが掛かる話など聞いたことがない。
いくら「地方創生の基本的考え方」を明治期の富国強兵や戦後の経済成長を
目指す政策で東京一極集中が進んだのでそれを是正するのだ。「多様な地域・コミュニティーの存在こそが国民の多様な幸せを実現する」そのためには「楽しい」と思える地方を官民が連携して作り出す必要があると、力んでみても・・
空回りの感は否めない。
「楽しい国家」の語源は堺屋太一さんの「3度目の日本」から引用。
「若者や女性に選ばれる楽しい地方づくり」・・・男女間の賃金格差是正や
魅力的な職場環境の整備を通じ、都市部への人口流出を食い止める・・強さや豊かさを重視してきた価値観から「楽しさ」への転換。それが参考になっているのだが。この考え方って、残縁ですが、20年前の発想じゃないのか?
私も堺屋太一さんの発想は大好きですが。バブル崩壊後の日本の在り方をどうするのかという議論の中で生まれてきた考え方。今更、それを持ち出しても、いかにも如何にもです。
25年度当初予算案に新たな地方創生交付金として、2000億円を計上。
前年度から倍増させ、向こう10年間で集中的に取り組む「基本構想」の策定を進める予定だとか・・・首相に「これだけは任期中にやるんだというのは何か」そんなメディアの質問に「地方創生でしょ」と答えるのだが。
強い日本でも豊かな日本でもない、楽しい日本。
それが地方創生だと言われても、とてもじゃないが・・・
私は思うのです。石破さんって、自民党の総裁選に5回出馬。
その結果、掴んだ首相の座。そこで目指したいことが「楽しい日本」で
その一丁目一番地が「地方創生」っていうのでは・・・
首相になったらどんな国家を創ろうなんてことは考えてこなかったのではないかと思えてならない。首相になることが目的化していたのではないか?
そう考えると、この政権って、7月の参院選まで持つのがやっとではと思うのだが?あなたに「楽しい日本」ってイメージ出来ますか?Goto
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