サン・ジョルディの日

女性が男性に本を贈る・・・今日が命日のシェイクスピアもびっくり

今日は何の日か?「サン・ジョルディの日」です。
私が日々学ぶ幾多の先哲たちに言わせれば・・・日本人は、
特に最近の日本人は一年・365日「この日であるべし」と言うであろう。

男性が女性に赤いバラの花を贈り・・・
女性が男性に本を贈るのが「サン・ジョルディの日」です。
スペインのカタルーニャ地方は祝日です。日本には1980年代に伝わった。

「サン・ジョルディ」は今日が命日とされるカタルーニャ地方の守護聖人。
生贄となった王女を救うため、竜を退治した伝説の騎士です。
竜の血が流れた大地から赤いバラが芽吹き咲いたという逸話があります。
そこから、男性が女性にバラを贈る慣わしが生まれたといわれます。

一方、女性が男性に本を贈るのは、「ドン・キホーテ」で知られるスペインの
文豪・セルバンテスの命日も今日であることにちなんでいます。

サプライズプレゼントは、贈る側も贈られる側もワクワクしますね。
日頃の感謝とともに、バラや本を大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。とりわけ、本については、不況に喘ぐ出版業界のとっては福音ではないでしょうか。ちゃんとセルバンテスの命日を祝うならですが・・・

日本では今日を「子ども読書の日」としています。
2001年・子どもの読書への意欲を高めるために制定されました。
セルバンテスとこんな人も関係しているのですね、シェイクスピアも命日なんですって。だからユネスコは今日を「世界・本と著作権の日」としています。
「子ども読書の日」はシェイクスピアも絡んでいるとはねぇ。

親子・兄弟・友人が自分の読んで面白かった。良かったと思う本を
贈り合うのも素晴らしいと思いませんか?
えっ・・・最近・紙の本をじっくり読んだ事がないですって?

そんな方にはこんな強烈な言葉を贈りたい。
「人と生れては、高きも賤しきも、せねばならぬものは読書なり。
読書せねば、わが身に生まれつきたる善あることもえしらず、
まして他の人の徳あるもなきも弁(わきま)へず。
いたずらに飯を食いて前向きてあゆむばかりの技にては、
犬猫とはいはんも同じことなり」by・幕末のドンキホーテ・真木和泉

さぁ・・・最近面白いと思った本を、あの友人に贈ろかな。Goto

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