この大型連休・あなたはどんな過ごし方をされますか?
さてさて。今日から大方の人は9連休です。あなたはどんな予定ですか?
我が社はカレンダー通りですから。12日は出勤日。有給の人も多いです。
私は13日も出社します。連休を無理やり前半と後半に割っています。
本来なら、唯一の趣味であるゴルフ。炎天下・芝の上を日傘を差して、
大粒の汗を流しながらラウンドするのが楽しいのですが。先月の中頃、
前から抱えていた左足裏の「魚の目」(厄介な目です)そこからバイキンが入り化膿。(これで2度目です)足が赤く腫れ上がりました。
こりゃあかんと。皮膚科で治療。抗生剤の点滴で炎症を抑え、
「魚の目」を切って広げ、赤むけになった空洞に綿棒で消毒薬を擦り付け、
(これが本当に痛い、目が飛び出すってこのこと)やっと杖をついて
歩けるように。高齢もこんなところに忍び寄っているのか。それで簡単に治ると思っていたのだが、意外と治りが悪い。てなことで。この連休はゴルフなし。
さて、どうするか。考えてみればです。こんな贅沢な時間はない。
だってですよ。予定がないのです。若者のように「永遠の時」が与えられた気分です。では何をするか。まず時空を超えて、世界を旅することにします。
中国大陸を彩る雄大な人間ドラマに触れてみます。
長いこと読みかけで本棚の隅に埃を被っていた陳舜臣著・小説・十八史略(上下)を引っ張り出して読破します。大作です。疲れるかもしれないので、合間に天童荒太さんの幕末物「青嵐の旅人」と誉田哲也の読書メーター、読みたい本ランキング第1位(過去に)になったと知って買った刑事物「首木の民」を箸休めで捲ってみます。
それと。傷口がだいたい塞がったので。湯治を兼ね温泉もいいなぁと。
私は知らなかったのですが。体温より低い「ぬる湯」の温泉が評判だとか。
これだと、のぼせることもなく、長湯ができるし、なんといっても、猛暑に
涼を求めるには打って付けではないか。
温泉法によると、温泉とは「地中から湧出する温水。鉱水及び水蒸気その他のガス」のこと。採取時の温度が25度以上、または、同法に定める物質を一定以上含んでいればよい。25度未満を冷鉱泉と呼び、環境省の「2023年度・温泉利用状況」によると、源泉数は全国に4118あるとのこと。
最近は、掛け流しのぬる湯や冷鉱泉が温泉ジャンルの一つとして浸透しつつあるという。その理由が泉質の「鮮度」へのこだわり。大概の温泉は「加温」して提供される。そこで含有成分が劣化。表示の成分が含まれているかどうかが疑わしい。温泉愛好家の間では湧出時の状態で提供されるのが高評価に。
その冷たい温泉、岐阜県下呂市・飛騨小坂温泉郷に「巌立峡(がんだてきょう)ひめしゃがの湯」ってのがある。約22度の炭酸泉を露天でも楽しめ、源泉をそのまま飲める飲泉場もあるとか。こりゃいい。本と冷たい温泉、この連休はこの二つだね。
えっ・・・「下呂市の小坂まで、2時間掛かりますよ。お盆の帰省で道路は混んでいる。そんなところに行けますか」「足もまだ治っていないでしょ」と厳しい叱責の声が奥から・・・そうだなぁ。温泉のアイデアはなしだ。仕方ない。
そうしたら・・奥から再び。ぬるま湯に入りたければ、家の風呂を水風呂にして「温泉成分がたっぷりの入浴剤」を入れ、そこで本を読んでりゃそれでいいのと違うの」とこれまた、嫌味たっぷり。やれやれ。
てなことで。この連休はゴルフも温泉もなし。魚の目を完治させる。
そして・・中国・尭舜時代・春秋戦国・秦の中国統一を経て、
三国志の時代、隋唐の大繁栄、文化爛熟の宋代、そしてモンゴル勃興による
南宋滅亡までの中国ロマンをじっくりと楽しむか。
みなさんもよき連休を。Goto
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