朝日新聞・黒字化のメドがたったのです。素直に評価できないものか。
あなたは万博に行かれましたか?
覚えていますか。朝日新聞や毎日はともかく万博に反対でしたね。
公費で3分の2を賄う会場建設費。当初の計画の2倍近の2850億円に膨らんだこと。1160億円に増額された運営費。税の無駄遣いだと、計画が始まっているにも拘らず、テレビも巻き込んで反対の大合唱。絶対に成功させないとの強い意志まで感じました。
でも、開催から3ヶ月。折り返し点で入場券の販売は好調を維持。
来場者は1000万人を超え、開幕後から来場者による実体験がSNSで拡散、
入場券は月200万枚前後が売れるようになり1800万枚に迫る。万博協会によると運営費1160億円のうち83%の969億円を入場券収入で賄う計画も見えてきた。損益分岐点の目安は1800万枚。販売実績はその9割に迫る。
このペースでいけば、8月中にも黒字になる。
それと、158カ国が参加する万博です。参加国が伝統や文化を紹介する「ナショナルデー」に合わせて続々と各国の国王や大統領らが来場。外交の貴重な場になっている。外務省も対応におおわらわだが、その成果に付いての報道は些か足らない。これも根底にある反対を引きずっているかも知れない。であれば残念である。
でです。何千万人もの日本人が動く、国際的なお祭り万博。
あれだけ反対の嵐が吹いたのだが・・なんとか黒字・成功に値するところまで来たのだ。反対の論陣を張った朝日新聞はどんな評価をしているのか。
やはり見事といっても良いのかも。まったく素直じゃない。
反対のための新たな理屈を無理やり探して批判をする。みっともない。
こんな感じです。
入場者も1000万人を超え、チケットの販売も概ね順調のようだ。
万博協会関係者はひと安心だろう・・・・というのだが。
・・・素直に関係各位の努力に敬意を表するぐらいは言えないのかねぇ?
如何にも皮肉たっぷりな言い回し。そして、本音です。
「課題は多い」「最寄りの地下鉄の駅が混乱している」と。
私は実際に行ってきたがそんなことはない。
実に合理的に会場に辿り着く。
「会場内でレジオネラ属菌が検出されながら事実の公表と対策が遅れた」
これなど粗探しの言いがかり。来場者には響かない。
「並ばない万博」を謳いながら人気パビリオンには長蛇の列。
暑さ対策に工夫を重ね、災害時への備えも万全を期して欲しいと・・否定的。
朝日の社説から引用しているが・・・実際に万博会場に足を運んだろうか。
私の感覚では、随所に工夫が凝らされ、対策が講じられている。
会場全体を室内にしない限りはこれ以上の工夫は難しいのではないか。
多分、足を運んだのなら、何かいちゃもんを付けねばとの意思で会場を見ていたのでしょうねぇ。実にいやらしい。
外面的なことはこのような批判ですが。まだあります。
内面の批判です。これがタチが悪い。
「閉幕後に何を残せるかが問われる」55年前の大阪万博は「太陽の塔」を。
巨大木造建築「大屋根リンク」をどう残すのかに関心が集まるが、目に見えない「遺産」こそ重視したいという。会場を訪れた人たちの心に何が残ったか。っていうのならわかるが。国家的な意思を持って参加者を誘導するようなことこそ、
朝日的批判じゃないか。それをやれって。もう完全に自己矛盾してしまっている。
開催に反対し、建設中も批判を繰り返し、何か不都合が起こると、その対策を評価するのではなく、明日にでも中止すべきではないかと煽る。会期の折り返し点で、万博協会の努力で黒字化に目処がたったら。ご苦労様の一つも言えず、頑張れと激励もできず。批判のための批判を繰り返す朝日新聞って、どうなのでしょうか。歪で捻くれた論調をやめ、もう少し素直にはなれないモノでしょうかねぇ?Goto
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