受験シーズン

教育は子供のためですよね。
受験シーズンだ。日本列島が激寒のこの季節に、なんで共通試験をやるんだね。と、毎年疑問が投げかけられ、毎年、北の地方では寒波。受験生が会場に間に合わず「大変だ」と同じ報道が繰り返される。
それを、全国民が「そうだよね」って、「何とかしなくっちゃね」と嘆く。でも、官庁の年度に合わせたまま。為政者は、四月新年度を変えない。バカバカしい話だ。どうなってるんでしょうね?
私の通勤路に「高校」がある。バス亭から、校門までの300mほどの間。朝7時過ぎから、始業時間まで、数箇所の交差点に毎朝、教員が立つ。(勿論、開校の土曜日も)
先週は、岐阜市内、気温は零下。でも「おはよう」「体調はどう?」「風邪引いてない」「ボタンかって」「背筋伸ばして」と掛け声をかけている。
自主的なのか?校風なのか?分からない。でも、十年前は、そんな雰囲気はなかった。関係者の教育に賭ける思いが、ひしひしと伝わる。生徒が感動するのは当然。頭が下がる。ご苦労さまです。
元来は、女子高だったが、共学となり、近年は、中高一貫。努力の成果は、進学率にも現れ、近在の評判もすこぶる良い。
教育は子供のためにあって、役人や為政者のためではない。
受験シーズン。子供のために、そして、頑張る親、必死の教員、真摯な学校関係者のために、激寒のこの季節の受験は変えようよ。
報道関係者の皆さん。毎年同じ報道、恥ずかしくないですか?
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