反発

へぼゴルファーの嘆き
ハワイのゴルフコースで「次のゲストの方、ティータイムです。」と声がかかり、
「エー!スタート時間なのに、お茶飲むの?」海外のシステムは違うと、驚いたことがあります。
ゴルフをやられない方のために、解説します。
ゴルフのティーとは、ティーグランドがスタート場所。
最初のショット。普通はドライバーで打ちますが、それがティーショット。
ボールを浮かせて打つ、小さな台を「ティー」といいます。
ティータイムとは、ゴルフのスタート時間。お茶なんぞ飲んでる場合ではないのです。
そのティー。最近は研究が重ねられ、まっすぐ飛ぶティーとか、飛距離が出るティーとか。
いろいろな素材、様々な形状が出回り、まっすぐに、より遠く、の卑しいゴルファー根性を煽ってます。
昔からティーは、木製で爪楊枝を大きくしたものがオーソドックスで主流。
プロに言わせれば、どれでも同じ、オーソドックスが一番。飛距離も変わらない。とか。
むしろ、木製が安価で、折れても、紛失しても、土に戻り、環境にもいいそうです。
しかし、そうはいっても、より飛ぶ発射台といわれれば、ついつい。
そのティーの市場。どの程度の規模かご存知ですか?
業界筋の話ですが、10億円を超えたそうです。
いやはや、飛ばすことに執着するアマチュアゴルファーのさがでしょうが、
たかがティー、されどティーです。
そういえば、最近ゴルフクラブのドライバーの広告がやたら多く、
クラブメーカーが好景気に沸いています。
なぜなら、ルールが改正され、(改悪かも)
殆どのゴルファーが手にしている、高反発ドライバーの使用が全面禁止になりました。
理由は飛びすぎるから。だそうです。その結果、低反発と称する飛ばないドライバーでしか、
プレーしてはいけない。となりました。
飛ぶために工夫されたティーにも血眼になる、へぼゴルファーが、飛ばないドライバーに、
買い替える。経費は掛るし、飛ばないし。泣きっ面に蜂です。
これは、ゴルフクラブメーカーの陰謀に違いない。許さん、と、力んでみても、
メーカーは「高反発より飛ぶ、低反発ドライバー登場」などと、わけが分からない宣伝????も。
それを、慌てて買い求める。経済効果を高めるには、ルールを変えればよい。と。
そんな社会に泣かされるのは・・へぼばかりか「トホホホ・・・・・」。思わず反発してみたくなります。
「なんですって?」「へぼゴルファーは、ティータイムしてろ」ですって?
                                     Goto

コメント