地産池消

農業の近代化が急がれます。
どこで採れて、誰が作ったか?
スーパーなどでは、元気な笑顔の生産者夫婦の写真と生産地付きで、野菜などが販売されています。
7月7日は、七夕。主要先進8ヶ国の首脳が年に一度、膝を突き合わせて、話し合う、
洞爺湖サミット開催の日。七夕に相応しい日なのかも知れません。
農林水産省は、サミットのテーマ「クールアース・デー」に合わせ、7日を「地産地消」の
推進日とすることを決めたそうです。農水省にしては上出来の企画だと思います。
「迷ったら?悩んだら?原点に返ろう。」これは、私の持論です。
大方の悩みや問題は、初心に返れば、解決するものと、短絡的に考え実行してます。
経済の先行きがまったく、不透明です。
景気回復への道筋が見えてきません。
そんな時は、迷わず、原点に返れです。この際の原点は、第一次産業だと思うんですが。
この地域で生産された農産物を、同じ地域内で消費するのが、経済の原点です。
そこに返れば、そこから何かが見えて来る気がします。
たぶん、農業の重要性が見直され、その価値が高まり、その対策が練られます。
そうなれば、既得権者には不満が残るでしょうが、法改正に目が向き、
農業の工業化、法人化が一気に進むのではないかと、思います。
農水省の「地産地消」の推進が、省益を超えて、日本農業の近代化に繋がれば、
そこから、再び経済活性化の方途が見える気がします。
スーパーに陳列された野菜の生産者夫妻の顔が、
彦星と織姫に見えてきました。
                  Goto

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