メロディー花火には感動です。
真夏の風物詩は何んと言っても花火です。
花火といえば、全国数々あれど、全国選抜長良川中日花火大会です。
今年も、7月最終土曜日の昨夜、長良川畔一帯に約10万人の観客を集め、金華山を背景に
音と光の競演が夜空に舞いました。
花火大好きの私は、毎年のことですが、河原桟敷の一等席に陣取り、薄暮の「彩煙スターマイン花火」から、「ガンバレ日本・五輪賛歌」と名づけられた特大スターマインまでの約二時間、堪能しました。
中でも、「フォーエバー」の曲に合わせて打ち上げられたメロディー花火は圧巻です。日本古来の伝統の技にコンピューター制御で音楽とスターマイン、音と光の柱をマッチさせた芸術作品です。感動物でした
また、作者とタイトルが紹介されながら、次々に打ち上げられる煙火芸術協会特別作品は、
伝統の中に斬新なアイディアが織り込まれ、花火師の心意気と情熱、革新性に時代を感じます。
私が、これぞ、全国選抜と唸る花火は、12煙火業者が競う「スターマインコンクール」です。
その趣向を凝らしたスターマインは観客を魅了するだけではなく、意地のぶつかり合い
業者間の魂の叫びを感じます。私は愛知県の磯谷煙火工場の「フラワーバスケット」が、
独特の火柱と光の配合、それに、華やかさを押えた色合いで、なかなかだと拍手を送りました。
創作花火のコンクールでは、長野の田村幸太作の「金華山にキノコの舞」が最優秀賞に選ばれました。「風車」「てるてる坊主」「岐阜蝶」など、初めて見る「形」に、日本花火のイノベーションを感じました。
遠目で見る花火も、耳を澄まして音の余韻を楽しむ花火も、彼方で感じる花火会場の賑わいも、
花火の醍醐味の一つかもしれません。が、花火は、何んと言っても、
打ち上げの「シュー」と筒から飛び出す音と光から、シュルシュルと上がる一条の光を楽しみ、そして、一瞬姿を消したような、いたずらの後、パッと花開く、その瞬間を「河原」で味わうのが一番です。
花火師の息遣いをじかに肌で感じ、
観客と感動をともにできるのが、私の花火大好きの理由です。
岐阜市では、8月2日(土曜)に、もう一度、地元紙主催の豪華な花火が打ち上げられます。
是非に、長良川畔に足を運んで、花火を堪能して頂きたいものです。
私は、火花を散らす中日と地元紙の・・・・・花火競演を楽しみに、
次週も河原に出かけます。
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