生キャラ

限定販売だから売れるものでもない。購買志向とは不思議ですね。
最近、時計の針の進み方が、早いような気がします。
「えっ〜?なんですか?時計はほとんどデジタルで、針が付いてないって!!」
そうですね。秒針の刻む音を聴くことも、その動きを「ぼ〜」と眺めることもなくなりましたね。
先週、JLAA(地域広告会社協会・加盟55社)の秋の理事会が、札幌で開かれ行ってきました。
5日の金曜日に戻りましたので、土曜の朝、北海道の話題をブログにと思ってましたのに。
大したこともしていないのに、もう、一週間も経ってしまいました。
北海道で元気なのは、お菓子屋さん。食品偽装から立ち直った「白い恋人」。干しブドウとバターを挟んだ重厚な「六花亭のクッキー」。最近は「何とか花畑の生キャラメル」が人気の的。
元気の秘密を聞きました。それは、北海道でしか売っていないからです。商品の販売ルートを規制しているからです。ひと箱800円の生キャラメルは数量規制もしているようです。どうしても欲しいなら、札幌駅近くで「闇で」売ってますよと。
但し、プレミアが付いて、1500円だと。800円で買って、1500円で売れば倍近くの利益。
商売になりますよね。(ダフ屋みたいですが)
最近は、ネットや物流も発達、生産地まで行かなくても、全国どこでも買えます。
それが、人気の菓子は、北海道の特定な場所でしか買えない。これが、元気の秘密だそうです。
帰路、千歳空港で、2時間以上待ち時間があり、空港内の溢れんばかりのお店と商品を眺めてきました。中央の広場に、長蛇の列。こりゃなんだ?聞けば、そこが「生キャラ」の入荷待ちの行列だと。
私には並んで買う勇気はありませんでしたが、空港で販売される土産の70%が菓子で、その70%は、恋人とクッキーと生キャラだと。やっぱり。
でも、北海道限定商品のお菓子は他にも色々ありましたが?
なぜ、この三種類だけが?と、疑問に思うんですが?
味が特別に良い?パッケージが?広告戦略が?メディアが火を付けた?経営姿勢が??
原材料が新鮮?メディアが火を付けた?などなど考え、買い物客姿を追っているうちに。
「最終搭乗案内をを申し上げます。ANA00便で中部国際空港に向かうお客様は・・・お急ぎ0番搭乗口・・・・・・」と、アナウンス。「いけねぇ〜」。
時計の針が早くなるのではない。
ものの考え方、行動が時計の針に追いつかなくなった。のではないかと思う次第です。
それにしても、キャラメルが12個で800円は?おじさんにはね!
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