酒呑み

疑問だらけの米騒動
子供は親の良いところは似ないで、悪いところばかりが似る。と嘆く親が多いですが
我が家の北海道にいる次男坊。親父の最も悪いところ。「酒呑み」が似たようです。
久しぶりに会えば、水入らずとばかりに、一緒に大酒、私は嬉しんですが、家人に言わせれば、この調子で飲めば、親父のようになってしまう?????とか、身体を壊すと、心配のようです。
夏の帰省のこと。桐の箱に入った大層な「焼酎」を二升、両手に抱えて持ち帰りました。
私は日本酒党ですから、焼酎は苦手ですが、幻の焼酎などと書いてあるものですから、
飲んでみるかってことになりましたが、倅が、これは北海道に持って帰るからと、封を切らない。
しかし、二升も下げて帰るのは大変だ。てな、会話があって、そのまま、居間の棚に鎮座。
筋金入りの酒飲みとしては、大衆酒の焼酎が桐の箱に・・・。なんて、とても信じられません。
よほど、大吟醸のように高価な原材料を使用したのか?特殊な製法で作ったのか?
中身と化粧が合わない。「やりすぎ」だな。って気がしていました。
先日、孫を連れて実家に戻っていた娘が、この焼酎って、「汚染米」使用で三十万本回収するって言われてる問題のメーカーじゃない?と。そういえば、同じ銘柄だ。どうする?って、話になり、倅に電話を。
その返事は聞いてないんですが。焼酎のことは別にして。
この汚染米事件。疑問だらけです。
政府は事故米をなぜ輸入していたのか?契約上の購入条件はどのようになっているのか?
国際貿易の協定で買わざるを得ない。との説明だが?はじめから工業用で輸入していたのか?
一体、いつから輸入米は汚染していたのか?農水省は汚染米を安易に捉えていたのではないか?
また、不正転売の業者は、汚染米の販売価格は通常米と比べ廉価に販売されていたのか?いなかったのか?業務の範囲は肥料、飼料と合わせて、通常米も取り扱っているのか?両方取り扱えれば、混ぜると考えなかったのか?過去の販売先は何社あるのか?農水省の監督範囲は?
購入業者は廉価だから仕入れたのではないか?そうであるとするなら、通常米の価格は自由化されているのか?食管法との関係はどうなっているのか?農水省の説明では分らない?
などなど?疑問は山積みですが、この問題の責任はどう考えても。農水省にあります。その視点を外しますと、今迄のように、官僚の責任が業者糾弾の陰に隠れ。ことの本質が見えなくなると思います。
恐ろしくて、聞けないのですが?この汚染米、焼酎に加工しても、残留農薬は残ったままなんですか?どの程度飲めば、人間に害を及ぼすのですか?教えて欲しいものです。(農水相はじたばた騒ぐなとおっしゃってますが???)
我が家に鎮座する桐の箱入り焼酎。家人たちは捨てろと、騒いでますが。
倅の所有物。いやいや、酒呑みの嫌らしさ。捨てるには忍びない。
10月に、所有者が帰省するとのこと、その折には、汚染米事件の疑問を肴に、封を開け、汚染度を試してみようか?なんて、思ってます。
そうだ。この際だ。酒を好まぬ婿殿も長男も呼んで、酒呑みの仲間に引きずり込もう。
 「え〜。だから、酒呑みは嫌だって????」                                                           Goto

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    ダメなものは、ダメなんでしょうが?
    清濁併せ飲める歳になりますと、潔癖には、思わず引いてしまいます。
    泥水飲んでも人は生きていけるはずです。
                  Goto

  2. リミスキー・コルサコフ より:

    私も人体実験員にしてもらいたいものです。若人は将来がありますが、私ならもう大丈夫です。いつでもOKですよ(笑)。

  3. 岐阜に住む21歳 より:

    初めまして。
    いつも楽しく拝読させてもらっています。
    これからも頑張ってください!!